tsukumo

2022年9月1日木曜日

国立西洋美術館に絵画を観に行ってきました。

 この記事を書いているのは9月1日です。

先日、上野にある国立西洋美術館に行ってきました。

まず、常設展が500円、展覧会(常設展込み)2000円という価格設定でした。

私は、美術はよくわからないのでとりあえず高い方の2000円コースにしました。

自分でもなぜ絵が見たくなったのかわからないのですが、上野辺りに行けば、美術館やら博物館やら沢山あるので適当に一日かけて回ろうと思って上野に行きました。

上野公園の掲示板を眺めていると、目についたのが国立科学博物館と国立西洋美術館でした。気分的には国立科学博物館のほうがワクワクするな、と思っていましたし、じゃあ美術館見てから次に博物館行けばいいか?くらいの感覚です。

というわけで、国立西洋美術館に入館します。予約は不要。記名もなし。体温センサーはあり、の一般的なコロナチェックで入館です。

企画展としては「人と自然のダイアローグ」というのがメインでやってました。自然と人との対話から生まれたような作品をモネ、ゴッホ、フリードリヒなどの作品とともに展示していました。中は、絵画の撮影はほとんどOKでした。撮影禁止のものは禁止マークが横に貼ってあります。あと撮影はOKですが、写真、撮影データの当然商用利用などは禁止、自分で眺めるのがOKということらしいですのでブログには載せれません。

まず、日本国立を舐めちゃいけませんね。広い、展示作品のボリューム、名作揃いで見ないという選択肢がないので、ちゃんと見たい人はある程度体力づくりしてから行ったほうが良いかと思います。引きこもりには辛かったです。世界三位の経済大国の国立と謳っている施設は舐めちゃいけないと思いました。

内容は、展示の仕方も良いのか、全くの美術音痴の私でも楽しめたと思います。16世紀あたりから現代まで絵画があるので、美術史的な手法の変化なども理解しやすかったと思います。美術といえば印象派、のようなイメージがありましたが、実物を見てなぜ印象派が美術のメインにあるのかわかったような気がしました。絵具を細かく点描(あってなかったらごめんなさい)して一歩下がってみると絵になるという手法というのが知れただけでも来たかいがあったと思いました。点に色をつけて全体として絵にするのは、ブラウン管テレビや我々が今使っているPCモニターにも通じることで、科学技術と美術がクロスした感覚がありました。

ただ、16世紀17世紀辺りは普通に筆で線を描いて絵にしてたのに、印象派はなぜ線を描かなくなったのかは不思議ですよね。絵具が安くなって使いたい放題にでもなったのでしょうか?わかりません。

数時間かけて美術館を回ったので国立科学博物館には行けずにギブアップでした。