tsukumo

2020年10月19日月曜日

日本のネットショッピングサイトは、言うほどダメか?というお話。

 この記事を書いているのは、2020年10月19日です。

相場の方は、閑散ですね。アメリカの大統領選を待っている感じでしょうか?うる覚えですが、大統領選後のアメリカ株は、強かったような気がします。大統領選後の米国株のパフォーマンスが悪かったのはレーガンとカーターの時くらいではなかったでしょうか?

うる覚えなので、気になったら自分で調べてください。前回のトランプでも爆上げでしたからね。


最近は、ネットショッピングサイトを眺めるのが面白くて、よく訪問しています。訪問するだけで、ほとんど買わないんですけれどね。今日は、基本的に投資目線ではなく、お客さん目線で書き留めておくのでご了承ください。

4、5年前だと、正直言うと、ユーザーインターフェース(UI)では、アマゾン一強だったような気がします。探しやすさ、見やすさ、サイト自体が簡素でありながら整理整頓されていて見やすかったですね。逆に楽天は、ごちゃまぜ感が凄くてバナーは多いし重くなるしという点では見てると疲れる感じでした。賑やかなのが好きな人もいるので、好き好きですけれど。

当時は、アマゾン自体のECでの収益はほとんど出してなかったと、覚えていて、とにかく、価格競争で勝つことと、設備投資など業務拡大に稼いだお金は使っていくというやり方でしたが、現在はどうなんでしょうか?現在は、アマゾンプライムで、月額の収入もありますし、AWSはいい調子だと思うので、我々が思うより、アマゾンはECには力を注いでないのかもしれませんね。

日本のECサイトに目を移すと、知らない間に沢山増えました。メーカーが独自サイトで直販するのは、当たり前ですし、オムニ7などのように日用品の品ぞろえが良いところもあり、PC周りでNTTのXストアなんていうのは品ぞろえもよく、そこそこ安いですね。au系もwowmaで頑張ってますし、Yahooも相変わらず老舗ですし、新しいところではヨドバシ、ビックなどの家電系、小規模店主向けには、BASEとか、メルカリなどなど。

10年前では考えられないくらい多方向に進化しています。そして、見やすさも、UIの点でもアマゾンと遜色ないか、それ以上のところばかりです。

日本のネットショッピングサイトとアマゾンの違いは、アマゾンプライム(ビデオ含む)などのサブスクリプション、アマゾンポイントによる共通化イメージ、全てがアマゾンから買っていると錯覚させるブランド戦略、支払方法がシンプルとかですかね。

アマゾンは、kindleやらプライムビデオ、ミュージックアンリミテッドなどの月額課金サービスがありますから、常にお客さんとの接点がありますしアマゾンポイントはシンプルでわかりやすい、実際はアマゾンでモノを売るのはかなり敷居が低いですがFBAを使えばアマゾンの段ボールで発送になりますから売る方も買う方もブランドパワーで納得的になるでしょう。支払方法も一回利用すれば、簡単ですしコンビニ払いにしてた人も数回利用すれば、アマゾン発行のクレカを作るようになるかもしれません。


例えば、オムニ7を利用しようとした場合に、gooポイントに登録があれば、gooのサイトからオムニ7のサイトに行って買い物をすると、セブンイレブンのナナコポイントとgooポイントを貰えるんですが、それを面倒と思うか、得したと思うかというのは微妙ですよね。

日本なサイトは、頭のいい人が知恵を絞って設計しているんだと思いますが、私も含めて一般の日本人は結構バカだと思いますよ。もう少し、シンプルに設計した方が使い勝手もよくなりそうですけれど。(笑)

東京の地下鉄や交通網をみればわかりますが、複雑に張り巡らされた路線図で同じ名前なのに違う場所にある駅とか、乗り換えの複雑さと共に鉄道会社のオペレーションの正確さとか、生活するのに覚えることが多すぎるのが日本人でもあるわけで、昨今のネットショップを眺めてると、東京の交通網みたくなってしまうのかなあ、と思ってしまったりします。

アマゾンが大リーガーなら、日本のネットショップは高校球児くらいかもしれませんね。日本のウェブ文化がどういう風に進化していくのかは、興味があります。

まあ、でも、複雑化させたら、世界では通用しないでしょうね。世界の人達は、日本の複雑さには到底ついていけない人がほとんどのような気がしますから。

一社くらいバカ向けの日本企業があってもいいくらいですけれどね。





































2020年10月7日水曜日

適当なポエムの話。

 この記事を書いているのは、2020年10月7日です。

ちなみに国税調査の回答は今日までです。WEB回答なら間に合います。

早いもので、菅政権になってから、約20日あまりです。

この間、展開が急すぎて、ついていけない事が多々ありましたね。

・安倍政権の政策(基本リフレ政策)を引き継いで政権運営をすると言ってた菅総理から出てくる言葉が新自由主義者(規制緩和、自助など連呼)的ワードで一杯で疑わずに負えない。

・恐らく新自由主義者である菅総理ですが、他方で民間企業に手や口を出しまくるというパラドックス。

・携帯料金値下げ要請で通信会社株が総じて下落。

・NTTによるドコモの買収。

・デジタル庁の創設。日本のデジタル化は、ハンコとファックスを廃止することらしい。

・トランプ大統領、コロナでダウンしてスピード復帰だけど、大統領選は不透明。

・日本の失業率3%。私も失業者です。

・河野大臣の「法律に捉われず」にハンコを廃止できる発言に個人的にビックリしました。(無かったことになっていますが)

・某東洋大学の教授が、ベーシックインカムのポジショントークを披露して炎上(笑)

・学術会議で、推薦された学者さんを菅総理が拒否して揉めてる。



菅政権誕生20日余りで、色々ありましたね。各種世論調査では、菅総理を支持する方は60%やら70%らしいです。(ソースはツイッター)


個人的な感想ですが、国会で法律が成立したら、それを責任をもって執行するのが内閣の役目であって、法律を都合よく解釈して捻じ曲げて執行するのは、法の支配から逸脱しているように思います。

河野大臣のハンコを廃止するのも法律縛りがあるなら、法律改正を提案するのが筋で、内閣の一存で法律を破るようなことは、非常に問題だと思います。現在は、真正面から法改正に向けて進んでいるようですが。

携帯料金の値下げ圧力にしても、国家の権力者が、民間企業に圧力をかけるのは、法律上如何なものか?というのもあります。料金を値下げさせたいのであれば、そういう風になるように法律を改正するのが筋だと思います。

現在、アメリカの下院ではGAFAが巨大化しすぎてるので分割した方がいいのではないかという議論になっています。やはり、民間企業の案件は、行政サイドは関わらないのが(民主主義国家の)スタンダードで、議会、立法による法律で管理していくしかないと思います。

 

さて、こういう場合、野党が、法律論、行政論で、内閣、与党を追及すればいいのでしょうが、日本の野党は、スキャンダル探しに夢中という事でしょうから、与党は安泰ですね。野党も政治家の個人攻撃やスキャンダル、粗さがしは、趣味でやって、もう少し国会議員らしい議論をして欲しいですね。学術会議の件も、予算を付ける付けないレベルのところから法的議論をした方がいいですよね。予算を付けて学者さんに反日されるのもおかしいですし、かと言って法解釈で乗り切るのも違いますからね。


NTTによるドコモのTOBによる完全子会社化ですが、結果としては良かったと思います。正直いうと、去年からドコモの株数は徐々に減らして、NTTの株を買い増していましたが、それは、ドコモがちょっと限界かな、と感じていたからです。

なにが限界か、というと本業の通信は、おそらく通信キャリア3社の中では、技術的優位性がある(現時点では)のは確かでしょうが、非通信分野では、思うようになっていないだろうと感じていました。通信技術は親会社のNTTから持ってくればいいですが、KDDIやソフトバンク、楽天、のように金融やケーブルテレビ、決済手段、EC、といったものの中でキラーコンテンツがドコモにはないのは明らかだったですから。

ドコモの収益が悪化すれば、株主のNTTにも当然、影響があります。ドコモが非通信分野が、イマイチな理由は、無線回線のみの会社という縛りというのが大きいでしょう。KDDIにしてもソフトバンク、楽天にしても、光回線セットで売れますし、なんならケーブルテレビやらなんやらを包括的に販売できますが、ドコモは、売るものが回線契約と携帯電話本体くらいしか無いように思います。ですから、一旦、携帯電話キャリアとしてのNTTドコモはリセットして、NTTと一緒に、新しいドコモというのはどういう会社になるのかを再定義するには良い機会になると思います。

仮にあのままの状態なら、貧すれば鈍す、のことわざ通り、技術的優位性もなくなってKDDIあたりに通話品質でも抜かれていた可能性が高いと思います。技術もお金がモノを言いますから。

最後っ屁で、不正引き出しのあっても、ドコモ口座は絶対サービス終了しないと言い続けたのは、結局、非通信分野の象徴だったからだと解釈しています。


日本は、新しい政権になって、仮に菅総理が新自由主義者であるなら、優しい安倍政権とは違うところが出てくると予想していて、それは国民全方位に及ぶかもしれません。本来なら、政権に問題定義をするのは野党の仕事なんですが、あまり期待できませんからね。

暴走したら誰が止めるんですかね。心配ですね。


良きにしろ、悪しきにしろ、日本も新しい時代に入ったという事ですね。



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