tsukumo

2021年8月1日日曜日

コロナ下オリンピック下での現状の相場環境の確認

 この記事を書いているのは、2021年8月1日です。

オリンピックは8月8日まででしたっけ?あと1週間ですね。パラリンピックは8月後半あたりからですか。私はテレビを持っていないので、オリンピックを見ることができませんしどういう選手がいるかさえわからずSNSなどで断片的に知るだけなので何とも言えません。

新型コロナは、感染拡大していますね。ただ、死亡者数はかなり減ってきているという話なので多少なりとも希望が見えてきたのかもしれません。感染者数が多いと医療関係者と病院が大変になってしまいますよね。死亡者が減ったからといって感染しても大丈夫と一般の方が思うのは早とちりで、感染した人の診察、治療する人の事も頭に入れて、出来るだけ感染しないようにした方がいいですよね。

相場環境ですが、一言で言うと、値ごろ感から言うと株は高いですね。S&P500はリーマンショックから三倍以上の価格になっていますし、日経平均225も安倍政権発足から三倍以上になっています。

では、GDPが三倍以上になっているかというと、それは無いですし、企業の業績が三倍以上になっているか、と言われると、唸ってしまいます。

株価は将来の期待値を織り込もうとしますし、何より需給で動くものですから、この約10年で株価が買われて三倍になったのも不思議ではないと思っています。

アメリカでも金融緩和が常態化してますし、テーパリングの議論が出るたびに、~ショックが起こって金融緩和継続になることが多かった10年という感想です。金融緩和が投資家心理に働いて株価に影響するのは参加者の共通認識だと思います。

新型コロナをきっかけとして金融緩和は、日本でもアメリカでも株価をブーストさせたのは事実でしょう。そして現在は、インフレ気味になっていることもあり、アメリカではテーパリングの議論が始まっています。日本では、日銀がすでにETFの買い入れを控えています。日銀は、債券の操作の方に軸足を移していきそうですね。

テーパリングと同時に懸念されるのが、中国問題ですよね。中国を(が)世界経済から切り離すのか?ですね。

中国との貿易を控えると、何も策を講じなければ中国から輸入が多かった国はインフレになると予想しています。中国は、製品を安価につくるために機能していたからですね。中国国内でも問題は沢山あるんでしょうね。貧富の差も大きいでしょうし、インフレ気味でしょうし、一人当たりのGDPでいえば、米国の半分以下ですので国としての中国の経済は大きいでしょうが中国人民個人に落とし込むと大して豊かではないのが予想できます。

この中国14億人を豊かにしようとする共産党の考えが、領土拡張的になったりスパイとかして工作したり技術情報を得たりというのにつながっているんだと思います。アメリカ3億人、日本1億人、先進国の人口を足しても14億人にいかないわけで、14億人を先進国並みの生活させるには中国以外の国をほとんど支配下に入れないと無理でしょうから、その通りやってるだけとも言えますよね。

テーパリングと中国の問題はここ1,2年は、話題になりそうですね。


それでも資本主義社会で生きていますので、株はいじらないといけないですね。今までよりも株を買うタイミングは難しくなるかもしれませんね。