アメリカ大統領選もひと段落ということで、結果はバイデンさんの勝利という事です。
トランプさんは、まだ諦めて無いようで(2020年11月10日時点)、投票に不正があったと主張して法廷闘争をする覚悟だそうです。
バイデンさんと副大統領内定のカマラ・ハリスさんは、日本だと中国寄りの人物ではないか、とまことしやかにアッチ系の方たちは噂しています。そんなことは、私たちレベルじゃ知る由もないですけれど。
バイデンさんは、オバマさんが大統領の時の副大統領で、つまりは2010年前後、中国が躍進して世界のトップランナーになった時代の政権での要職ということで、日本サイド(自称事情通)から見れば、中国寄りの人物として警戒されるのも仕方がないかもしれません。
アメリカ国内でもバイデンさんと中国共産党との関係を訝しがる人もいますし、トランプさんもその一人でしたね。
オバマさんの時代は、アメリカは日本より中国と仲良くしていたのは確かですし、ともすれば、日本より韓国と仲良くしてたと言えなくもないくらいでしたからね。安倍前総理とトランプさんとの仲の良さを考えると、オバマ元大統領時代は日本の国際関係は不遇だったかもしれませんし、経済的にも痛手でしたね。日本の政権も民主党政権で鳩山由紀夫さんから始まって、オバマ元大統領が、話をまともに出来る人物がいなかったというのもありますけれど。
バイデンさんは、ご高齢なので、もしかすると一期4年で退任するのかもしれませんね。
私の感覚的には、アメリカが民主党政権の時は、グローバリズムというアメリカ主義で他国にいろんな条件を飲ませていく印象で、特に日本に対しても要求が激しくなりそうですね。
しかし、中国の台頭が著しいですし、経済でも日本の得意分野でも勝負できるようになってきていますし、軍事大国化してるので問題ですよね。アメリカは今後、中国をどう扱っていくのか、というのは日本の立場に関わりますよね。
アジアの代表としてアメリカが認識するのは、同盟国の日本なのか、イカレタ獅子の中国なのか。
経済と軍事でブロック化して、中国陣営とアメリカ陣営で二分されて、なるべく混じらわないようにやっていくのか、それとも軍事衝突してしまうのか、どうなるのでしょうか。
そして株価は上がり続けるのか、クラッシュするのか、日本も一人で平和を謳歌している時代は終わったのかもしれませんね。経済にしても地政学にしても、参加しないといけない立場になりつつありますよね。