tsukumo

2019年2月1日金曜日

3か月で年金積立金管理運用独立行政法人が14.8兆の年金を溶かしても運用するしかないのです。

今月の証券会社紹介です。

皆さんが払っている年金は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用してますね。
2014年からそれまで日本国債中心の運用ポートフォリオから

国内債券:35%
国内株式:25%
外国債券:15%
外国株:25%

に変更になっています。

これを見て、投資を少しでもかじったことのある方なら、普通のポートフォリオだな、という印象だと思います。
私個人でいえば、日本国債は全く持っていないのと、リートを持っているので、GPIFの
ポートフォリオとは、全く違いますけど。

それでも、GPIFのポートフォリオは、教科書的なポートフォリオで守りと攻めのバランスがいいと思います。

GPIFが株式を買うというのは、賛否両論あると思いますが、以前のように年利1%以下の日本国債を中心に運用するのでは、GPIFの多額の運用手数料(人件費など)を考えると、GPIFに年金が入った時点で手数料負けしてしまうのは容易に想像がつきます。

日本の株と外国株をポートフォリオの50%買うというのは、世界経済が持続的に成長していくと仮定した場合、悪くない選択だと思います。

日本は、昭和のバブルが崩壊してから、株価は右肩下がりで30年過ごしてきたわけで、それを見ていた日本人にしてみれば、株は下がるモノという認識があっても不思議ではありません。
世界の株価指数をみれば、30年前から何倍にもなっていることは、ザラにありますし、
むしろ、日本のように30年も右肩下がりの株価指数は先進国では、珍しい事です。

日本の個別企業を見ていくと、世界的な部品市場でも特別な地位を築いた企業も多く、30年も下がり続けた方が、不思議なこととも言えます。

世界経済の成長は、加速したり、減速したりしながらも、成長はし続けているので、世界経済に密接に関係している株式に年金資金を入れるのは当然の考えと言えると思います。

最近、通信会社と資金運用が密接になってきています

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ドコモがTHEOと組んで、積み立てた金額をAIを使って自動で運用してくれるサービスです。

AIを使った資産運用のいいところは

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本業に集中できる

・自分で考えて投資すると、感情が出てきてしまい、買っちゃいけないポイントで買ってしまったり
感情に起因するムラが出てしまうが、AIに任せればそういうヒューマンエラーは無くなる。

AIを使った資産運用の悪いところは

・AI自体が信用できるシステムで運用されているか、不安になるかもしれない。

・運用損が出た場合、原因がしっくりこないかもしれない。

・自分で運用すれば、証券会社に最低限の手数料しかかからないが、AI運用には別途手数料が掛かる。


THEOは、毎月積み立ての感覚で資産運用をするモノ
たとえば、月に1万円を THEOに引き落としで入れて、そのお金をAIで運用させます。
つまり、年間で12万円が積み上がります。が、そこは資産を運用しますので、12万円の元金が
15万円になっている場合もありますし、逆に9万円になっていつ可能性もあるわけです。

自分では、毎月1万円を貯金しているつもりでも、結果的に減ってしまったり、増えたりする可能性があります。
世界経済の成長は、年間でも数%が普通ですし、世界株式のリターンは5%くらいです。そう考えれば、
長期的には上手くいく確率も高いような気がします。
1か月に1万円でも年間12万円、10年続ければ、120万円の元本になります。当然、複利で運用されるので加速度的に増える可能性はありえます。
ただし、上手くいかないと増えるどころか元本割れする可能性もありますが。

お金に余裕があって、時間に余裕がない人には、THEOは良い選択肢かもしれません

積み立て定期貯金では、現在では年に1%も金利はつきません。自動運用なら上手くいけば数%の運用益が得られる可能性があります。(損を出す可能性もありますが)

そう考えると、積み立て定期貯金に合わせて、THEOも自分のポートフォリオに入れて数%の運用益を狙うのも良い選択肢だと思います。
特に仕事が充実していて忙しく、自分で考えて資産運用をする時間がない人なら尚更、THEOは選択に入るのではないでしょうか>




















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