tsukumo

2021年4月9日金曜日

読書感想文 3

 「統計学 最高の教科書  今野 紀雄 著」です。

投資をしていて、統計というのは毎日のように発表されて、投資家は、その統計を見て、結果が良かった、悪かった、買いだ、売りだ、とやるわけですが、実際、その統計にどんな意味があるんだろう、という答え探しに選んだ本になります。

まず、最初で躓きますね。恐らく、非常にわかりやすく統計学、確率などを書いていて、少しでもこういうのをかじったことがあれば、理解しやすいのでしょうが、中々、理解するのは私には難儀です。

私のような素人が、統計と聞くと、最初に思い浮かぶのが、「平均」です。この平均は、統計の対象になる数字に、あまりバラツキが無ければ機能しますが、極端に格差があると現実に感じるのとは違う統計結果になってしまいます。(例えば、二人の平均月給が、一人は100万円でもう一人が20万円と言った場合、平均給与は60万円になってしまいます。)

そのため、統計を取る場合、場面ごとに、中央値、最頻値、平均値といった「代表値」を選んでいくそうです。

そして、偏差や分散(平均偏差)という統計になっていくみたいです。

と第一章は、こんな感じで、第二章は、確率「P(A)」ですね。これは、株式投資という丁半博打を普段からしている人間にとっては非常に興味深いはずです。


何度か読み返してみないと、何かの時に咄嗟に思い浮かぶような使えるモノにならないような気がします。(そうするつもりで)

本の基本的な構造としては、数式は多いですが、説明文と数式とは別に分別して書かれていて、説明文だけでも十分理解しやすいように書かれているので、統計学が初めての人もとっつきやすと思います。数式の方は、知っていることに越したことは無いのでしょうが、知的好奇心を満たしたり、私のように何かの統計の意味合いの根本を知りたいという方には、説明文だけでも良いのかもしれません。










0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。