tsukumo

2020年11月15日日曜日

センチメンタルなジャーニー 永続的を望んでも流動的人生

 センチメンタル・ジャーニーと言えば、松本伊代のデビューメガヒット曲でも、リンゴ・スターのソロファーストアルバムのタイトルでもなく、役者夫婦が孤児を引き取って、妻に先立たれてしまう映画でもなく、ドリス・ディが歌っていたのでもないので、最終的によくわからない。??


センチメンタルとジャーニーを組合すと、みんながタイトルに付けたくなるのは、凄いです。

普段は引きこもりの私ですが、今日は天気が良かったので、気分もよく、軽く出かけてみようと思いました。家から少し離れたところにある観光地を目的地とし、我、進軍せり。

新型コロナが再流行している中、観光地に行くわけですから、防備はしっかりしていきました。

マスクを2枚、ハンドタオル、アルコールスプレイ、出来得ることを準備しました。

目的地に着くと、世間的に言われている不景気とは程遠い、人の多さでした。さらにコロナもあるからそんなにお客さんはいないかと思っていたのですが、結構な人出でした。


周りを見渡すと、家族連れや、若いカップル、老夫婦、など、いつでもソロプレイヤーの私から見ると眩いばかりです。

私は、あまり落ち込んだりすることはない質で、なにか嫌な事があると他人のせいにして、攻撃対象を定めて攻撃して溜飲を下げるタイプのあまり良くない性格の持ち主なのですが、人波が多いところにソロプレイヤーとして、ポツンと放り込まれると、孤独感を極稀に感じることがあります。

2020年は、コロナで始まり、全ての事象は、コロナの影響に引っ張られたような気がします。アメリカ大統領選もコロナが無ければ、株高で失業率も高くなかったのでトランプさんが再選してたかもしれません。安倍元総理も病気が悪化しなかったかもしれませんし、企業の業績も悪化することなく、失業者や休業者は出なかったかもしれません。

経済苦で自殺を選んだ方も多かったと聞きますし、一家がともに暮らせなくなった方もいるでしょう。

たまに思いますね。人生に流動性とかない方が幸せかもしれないと。永続的に自分も歳を取らず、周りも誰も変わらず、永続的だったら、明日も明後日もずーっと同じことが続いて楽そうだな、と思ったりします。

でも、現実世界は、永続的なものは何一つないわけです。現実が流動的な主な理由は、欲望と危機感でしょうね。みんな、永続的に安定を望んでいるのだけれど、裏腹に、もっといい暮らしをしたい、この生活から抜け出したい、恋人やパートナーよりもっと自分にふさわしい人がいるんではないか、などの欲望、会社に不満があるやめてやる、自分の恋人やパートナーは、自分をいつか裏切るかもしれない、などの危機感。

他人の欲望を刺激するのが上手いのは某東洋大学教授さんですよね。上手くいけば人生青天井みたいなこと言いますから(笑)

危機感を煽るのが上手いのは保険屋さんだったりしますね。

投資をしていると、その流動性が全てですよね。欲望と危機感でクリック、クリックですから(笑)。

日経平均が25000円を越えて、参加者の欲望と危機感は、どうなってるんでしょうか?

小旅行をしてたらセンチメンタルになった一日でしたね。


































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