tsukumo

2018年7月11日水曜日

6178日本郵政から第13期期末配当を頂きました。

日本郵政から配当金を頂きました。
一株当たりの配当金は32円でした。










日本郵政といえば、主な子会社として、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を持ち、自身の事業会社として日本郵便を抱えている物流のガリバーです。上場以来、株価はパッとしないのが正直なところです。特に昨年はオーストラリアの物流子会社、トールホールディングスの減損が響き、株価の方も低迷していました。

業績で言えば、売上高は約12兆9千億円、経常利益で9161億円という規模です。なぜ、株価が上がらないのか不思議ではあります。
株価が上がらない要因として、将来的に郵便の需要が大きく落ち込むであろうという予測があると思いますし、財務大臣が約56%の株を持っているので、民営化を進める上で、政府の保有株を放出するであろうという需給的な要因もあるでしょう。また、現在は、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に収めている持ち株会社ですが、将来的にはゆうちょ銀行、かんぽ生命との資本を分離することも視野に入っています。

郵便だけと考えた場合、事業としては美味しくないというのは理解できますが、公社時代に築いた、地域を網羅するネットワークがあれば、宅配便などを伸ばそうとすれば、伸びると思います。とくに、EC市場は拡大を続けると期待できますので、心配はいらないと思います。また、郵便局は、駅前などの好立地に位置していることが多く、また、平屋建てであったり2階建てであったりと、低層の建築な場合が多いと思います。その建物を建て替えを進めるなどしてテナントを入れるようにすれば、賃料収入が発生します。
ゆうちょ銀行とかんぽ生命との資本分離に関しても、完了するのは大分先の事になると思います。

NTTやJR各社のように公営企業が民営化して成功した事例は多く、株価の安いうちに郵政株を買って、しばらく我慢するのも良いかと思います。




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