tsukumo

2019年1月2日水曜日

それでも未来を予測してしまう。

2019年になりました。

私は、例年通り特に正月らしいことをするわけでもなく過ごしました。

今日のお題は、「未来予測」です。
株式に代表されるマーケットに参加してると、「明日の株価は下がる」だとか、「日経平均は今月末には、500円安になる」とか、はたまた、年初に至っては、「今年の大納会の日経平均株価はいくらになる」、もっとすごい預言者になると「今年は、4月まで株価は高くて、夏場は下がるけど年末にかけて持ち直す」なんていう予測がひっきりなしに聞こえてきますよね。

こういう経済評論家、アナリスト、はたまた個人ブロガーなどの幅広い人の予測は当たることも外れることもあります。
要するにあてにならないことが多いですし、どの人が信用出来て、どの人が信用できないのかというのも自分で見極めないといけないですし、正直まともに相手をするのは面倒くさいですよね。

個人的に武者陵司さんだけは例外的に思っています。武者さんと言う人は、いつも大真面目に日経平均は年末には3万円だ!、4万円だ!と予想して、外してしまい、ネット界隈で笑われてしまう事が多いと思います。
でもよく考えてみましょう。まず、3万円4万円なんていくわけないと笑ってる人たちもマーケット参加者で、自分たちが株価を上げたり下げたりに微力ながら影響を与えていることを忘れてますよね。さらに株価は下げてしまうより上がった方が、圧倒的に幸せになる人が多いと思いませんか?
そう考えると、武者さんの言ってることは、当たるかどうかは別にして、良識ある予想だと思ったりします。(私は全く信者とかでもないです)

さて、話は逸れましたが、年末の日経平均を当てようとしても、常識的に考えて当たらないと思います。じゃあ、期間を短くして明日の日経の終値を当てれますか?たぶん正確には当てれないような気がします。
予測するだけ無駄です。それでも自分も含めて、シュミレーションして予測してしまうのですよね。
さらに下げたら下げたで、あらゆる所から下げた理由が後付けされ始めるという始末ですから、何なのか訳がわからなくなってしまいます。

正直にいってしまえば、こういう市場の雰囲気(市場リスク)は、個々人が正確に把握するのは難しいと思っています。

他方、個別株に目を向けると、業績は4半期ごとに発表していますし、企業としての売り上げ目標、利益見通しも発表しています。当然、未来の業績は、市場リスクに影響を受けるのが当たり前ですが、それでも市場のリスクを投資家が予想するより企業の業績予想を見て納得するかしないかの方が遥かに予想としての精度は高くなると思います。(個別リスク)

当然、市場リスクが個別リスクに影響を与える部分は大きいですし、個別リスクの集合体が市場リスクの大部分を占めているというのも事実です。

昨年末のマーケット全体の雰囲気を見て、楽観的に思える人はいないので2019年は厳しいと思います、と言うのも個人の感想を元にした予想でしかないので、一個も信用に値する情報がないと思います。
逆にA社は第三四半期の業績発表で、売り上げが前年対比10%、最終利益同4%の増加になり、2019年の通期の予想は前年対比112%になりました、と言われれば、ファクトを元にした予想になります。

結局のところ、マーケットが悲観的になって全体の株価が下がってしまった時に、業績の良い個別株を探して買う事が、一番エッジが効いた投資法になると個人的には思っています。

2019年は全体相場に対して悲観的な”予想”が各方面から多いので、色々と個別株などを物色するには良い環境かもしれませんね。
と、”予想”してみます。




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