tsukumo

2019年1月17日木曜日

本格的にやる前に気持ちを整理しよう。

2019年が始まって、何を血迷ったのか、
私はいつもと違うポジションの取り方をしてしまいました。





反省と後悔の意味も込めて、ここに記しておきます。
ポエムになってしまうと思うので、詩人が嫌いな人は
ブラウザバックでお願いします。

例) とある個別株が1単元(100株)10万円の頃からウオッチしていまし
た。
ヘッドラインでほぼ間違えなく売れるであろう新商品が出ることが、アナウンス
されました。そのニュースに反応して10万円だった株価は10万5千円
に上昇します。
最近の株式市場全体を見渡すと、アメリカと中国の間がギクシャクとしていたり
英国がEUから脱退するのが、不透明になっています。さらに中国の貿易は、大分
減速感が増しています。

というような条件で、10万円から個別の好材料で10万5千円まで上がった株
を10万6千円で買って、11万くらいで売れたらいいな、というお花畑脳で1
月に入ってから何度も繰り返した私です。

従来なら、全体相場が悪いニュースもある程度出ているので、狙っている個別株
が全体に引っ張られて下落してから買うというようにしていました。

1月に行った「高く買って、さらに高く売りたい」というので、戦績は5勝2敗
でした。
ただし、負けた2敗は、損切りが遅れて、1回の勝ちの値幅(利益)の2.2倍の負
け幅でした。

なぜ、「高く買って、さらに高く売りたい」をしたのか?

この高く買って、さらに高く売る、というのは、安く買って、高くなるのを待っ
て売る、という私の従来通りのやり方に比べて、資産の増え方が時間的に短縮で
きるはずだよな、という考えから試してみました。

と、初めて試したようなことを書いていますが、今までに何度も試して、最終的
に損しそうになってやめるというのを繰り返していました。

例に対する結果の考察

1)10万6千円で買った株が、運よく、11万円まで上がりました。4千円の儲
けが出ました。順調に上がって11万円になったのは、私が買ってから3日後の
事でした。

2)10万5千円だった株は、好材料が出たのにも関わらず、全体相場の不透明
感から10万円まで売り込まれました。10万2千円まで戻したので、買って辛
抱強く待つことにしました。3か月後に11万円になったので売りました。利益
は8千円でした。


どちらも勝った場合を想定していますが、同じ枚数だと、1)は4千円、2)は
8千円の利益で、倍違います。期間は、1)の方が圧倒的に短く、すぐに他のト
レードに資金を振り向けることが出来ます。2)は3か月間、資金がデッドして
いるといっても過言ではありません。

3)10万6千円で買った株が、思惑とはずれて10万4千円まで下がってしま
ったので予定通り、損切りをしました。2千円の負けです。

4)10万2千円で買った株が、直近の安値10万円を下回りました。予定通り
損切りを実行しました。2千円の負けです。

今度は、負けた時を想定します。損切り幅はともに2千円です。想定している利
益は、1)の場合は4千円、2)の場合は8千円です。
損切り2千円のエントリーフィーを払って、1)と2)の間では、想定利益で2
倍の差が出てしまいます。

結局、どうなの?

結局のところ、時間的優位性があるのは、「高く買って、さらに高く売る」です。
ただし、想定の値幅は取れなくなることが多くなるので、株価が上がり続ける場
合は、ホールドし続けて、利益を最大化するか、株を買う枚数を2倍にして利益
を2倍にするかしないと割に合いそうもないと思います。
特に、想定利益の上限を撤廃して上がっている間は、持ち続けるというのは、そ
もそもの目的である時間的効率を上げたい、というのに反しています。

逆に、「安く買って、上がるまで待って高く売る」の場合は、株を買って株を売
る、というワントレードとしては、損失と利益を考えれば、バランスが良いと個
人的には考えています。ただし、時間がかかるとそうていできますが。

「高く買って、さらに高く売る」のは、正直な話をすると、飛びぬけたセンスが
ある人じゃないと無理なような気がします。短期間で資産を増やした人の中には、
これを着実に実行して、何度も何万回も同じように、「高く買って、さらに高く
売る」を繰り返せる才能の人がいるのは理解できます。
上手くやれば、恐らく最短で資産が増えていくのも想像がつきます。

しかし、私には、そのようなセンスも才能も、同じトレードを何万回も繰り返し
行う根気もありません。


凡人には凡人のやり方で資産運用をすべきです。











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