tsukumo

2019年11月17日日曜日

宇宙と量子コンピューターとロボット

先日、川崎にある東芝未来科学館という常設の展示スペースに行ってきました。

東芝といえば、ウェスティンハウスとの原発絡みで損をして東証1部から東証2部に都落ちしてしまった会社です。当時、頻繁に売り買いさせてもらいました。そこで買って握っていれば、倍になっていましたが、売り買いばかりしてたので、握っていた場合より儲かってないです(笑)。

東芝といえば、インフラ企業だと思っています。会社的に利益を出していたのは、メモリー部門だと思いますが。原発の件で潰れそうとか言われてましたが、仮に東芝が潰れたら、JRの自動改札は動かないわ、発電システムどうなるんだ、というふうに現代日本のシステムが機能しなくなりますので、当時は安心して株を買っていた記憶があります。

で、東芝未来科学館ですが、一言でいうと、夢の塊でした。無料展示スペースですので床面積はそんなに広いわけではないように感じましたが、発電機の仕組みから、メモリー製造に使うウェハの実物、創業者と言われているからくり義衛門の作品の展示、過去に東芝が発売してきた家電製品の数々など、単純にすごい会社だなあ、と思いました。

私は、引きこもりですので、当然、ふらりと川崎に行って東芝未来科学館に行ったわけではありません。相当な覚悟をもって、家から出たのです。

最近、すこし考えていることがあって、つまりは、インターネット界隈は、そろそろいいところに来てるのではないかな、ということです。当然、インターネットがなくなるということではく、進化が鈍化していくのではないかな、とぼんやりと思っていたりしています。端的に言うと、インターネットが、革命的だったのは、過去になったように感じています。

多くの人が、スマホなどのインターネットにアクセスできるツールをもっています。普及しました。普及するっていうことは、もう革命的ではない、普通の事です。インターネットで、買い物もできるし、メールでやり取りもできる、映画も見れるし、素人が映像を垂れ流すこともできる、VRもできるし仮想現実もできる、お店の予約もできるし、仕事もweb上で完結することも可能、何でもできます。
このあと、インターネット界隈で、何か新しいことが起きるかといえば、厳しいのではないでしょうか?いまあるサービスの進化系、深化系のサービスは、たくさん出てくると思いますが、まったく新しい誰もが驚くようなことはないような気がしています。

という個人的な考えから、インターネットの次に思いを馳せている今日この頃です。
なので、何かヒントとか取っ掛かりを探しに東芝未来科学館に行ってきた次第です。

次の時代は、AIでIOTで自動運転で、と言われています。身近なところでいえば、そうなりますが、私個人としては、宇宙開発がメインになるような気がしています。
宇宙開発には、量子コンピューターが必要ですし、ロボット(人工知能含む)も必要になってくると思います。宇宙ですから、人間が生身で調査や探検をしても寿命の壁には勝てません。計算せずに当てずっぽうで宇宙に出るわけにもいきません。計算するのに量子コンピューターは必要でしょうし、人間の代わりに探検するロボットが必要になるような気がします。
宇宙開発は、産業としても多くの雇用を生み出すような気がします。ロケット工学は、自動車産業のかわりに工学系の人材の受け皿になるかもしれません。ロボットを常態的に製造するようになれば工場で働く人も雇用できるでしょう。
現在の状況として考えると、アメリカでも商用ロケットを民間が飛ばしていますし、日本でも民間ロケットが一応打ち上げに成功しています。
宇宙に爪が引っかかった状態だと思います。ここまでくると、結構加速度的に発展していってもおかしくないのが人類の歴史です。
じゃあいつ頃?ってなると話は別ですけどね。私が生きているうちにそういう宇宙開発が主要産業になるかはわかりませんけれど。



今日は、いいポエムが書けました。
















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