tsukumo

2019年11月24日日曜日

自分が社会にインパクトを与えない存在だと自覚したのはいつですか?

本日は、表題の通りです。

人間は、生まれて しばらく親などの庇護の下で育てられて、9歳くらいで自我に目覚める感じ(適当)だと思いますが、赤ん坊のころから庇護者の下、大切に育てられていたはずですので、子供のころは全能感全開だと思うのです。

周りの大人が自分のためにいろいろとしているのを見て、自分のために世界が動いているくらいに思っていませんでしたか? 

そんな自分は全能だと思っていて、将来は、サッカー選手、野球選手、科学者、浜崎あゆみ(笑)、プリキュア、なんでもなれるような気がしてたと思います。

年齢を重ねていくと、どうやらプリキュアになるのは、アニメだから無理だし。自分よりサッカーがうまい同じクラスの緒方君は、市大会に出ても役立たずだったし、自分なんてそれ以下だし。という風に自分の存在の比較優位性が理解されてくると思います。

そうこうして中学生くらいになると、スポーツも大して出来ないし、プリキュアには物理的になれないのはわかってきたし、となるわけです。
そうなってくると、段々と共通の価値観である勉強ができるかできないか、というところに向かっていきます。人間として、初めて本格的に選別される高校受験が来るわけです。

ほんの数年前まで、自分は全能で将来は、どんなものにでもなれて、プリキュアになって世界を救うくらいだったのが、受験で相対的に自分の位置を確認するという。
気づかないうちに絶望ですよね(笑)


凡人の人生なんて、引き算するばかりで、最初の構想からどんどん劣化していくだけですからね。
一般的な凡人は、高校に入学するころには、自分の将来はプリキュアになれないことが完全に理解できると思います。

それでも、同世代でほんの一握りは、プリキュアになるのです。社会にインパクトを与えるような人になります。
逆に、ほとんどの人はプリキュアにはなるのは諦めて、普通に家族を作ってそれぞれに幸せを築き上げていきます。プリキュアになるのは諦めたけれども、個人としての幸せを追求して、叶えていくのだと思います。



プリキュア、プリキュアうるせえよ!というわけで、この辺で。











  

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