tsukumo

2018年11月7日水曜日

自動運転を考える


この記事を執筆しているのは、2018年11月7日です。

アメリカの中間選挙の開票日でした。結果は、上院が共和党が、過半数、下院が野党の民主党が過半数という結果でした。議会は前評判通りに捻じれてしまいましたね。

というわけで、未来志向の話をした方が、私的にハッピーなので、未来志向で。

自動車の未来と言えば、自動運転技術ですよね。
で、ニュースで出るのは、グーグルの自動運転車が公道を走っただの、トヨタが開発中だの、という話です。
個人的には、現時点で自動運転に一番近いのは、グーグルではないか、と思っています。
理由は、グーグルマップである程度は3Dマップの下地が出来ているのではないか、という点です。

自動運転が将来的に運用された場合、一番重要になるのは、自動車本体ではなく、地図になります。現在の道路は、整備されているとはいえ、自動運転車が走れるように作られていません。自動運転車が走行するには、数センチ、数ミリの誤差くらいしか、許容されないんではないでしょうか。そのような高精度な地図に加えて、GPSも高精度でないといけません。最近打ち上げられたGPS衛星の「みちびき」は誤差数センチといわれる精度があります。

日本でも、ダイナミック基盤株式会社 http://www.dynamic-maps.co.jp/index.html というものがあり、トヨタ自動車をはじめ国内自動車各社、ゼンリン、三菱電機などが3Dマップの作成を始めています。

先日のトヨタ自動車の決算発表で、将来的には、自動車を売るというよりも貸し出すというモデルになっていく、と発表していましたが、自動運転車が現実になった場合、自動車を保有するというのは、難しくなるのではないでしょうか。

まず、自動運転になった場合、ある程度、自動車の性能が同じでないと、一括して交通整理が出来ないと思います。たとえば、時速300キロで走る車と40キロで走る車を同じ地図上で走らすのは、管理が難しくなるのではないでしょうか。

そう考えると。未来の自動車は、よりコモディティ化する可能性が高いと思います。そして、それは、所有というより自動車会社などから借りて、キチンと整備して乗るものに変わってくるような気がします。

道路は、どんどん更新されていきますし、補修や回収も定期的に行われます。こういう地図の会社も将来的にインフラになっていくと思っています。

だからといって、投資するとは言っていませんが、少し、興味を持ってみていいるのも面白いと思います。



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