tsukumo

2019年5月15日水曜日

インターネッツを使いこなしていますか?

この記事を書いているのは、2019年5月15日です。毎月1日と15日の夜は歯ブラシを交換する日です。(どうでもいい。)

インターネットって便利ですよね。当たり前ですけど。
とくに、スマートフォンが普及してからは、ネットにつながる端末を持ち歩けるようになったので、情報を仕入れるにも、情報を共有するのも、情報を発信するのも、手軽に行えるようになりました。

そうなんですよね。「誰でも」気軽に、情報を「仕入れ」「共有」「発信」が出来るようになったのです。人類が始まって以来、こんなに情報が軽く扱われた時代ってないんじゃないでしょうか?
インターネットが普及する以前でしたら、ある人物が、世間に自分の意見や情報を発信しようとしたら、新聞や雑誌の記者、小説家などの文筆家になるか、テレビやラジオに出る人になるか、大学などの教育機関である程度の地位になる以外なかったと思います。

それが現在だと、私のような引きこもりでも、自分のブログを持って、適当な事を世間に撒き散らかせるわけです。
つまり、ネット以前だと、世間に意見を言える人っていうのは、ある程度、篩にかけられていましたが、インターネットが普及されてからは、誰でも、どんな人でも、低価格で情報を発信できるようになりました。

こういう誰でも情報を発信できる時代だというのを踏まえると、情報を受け取る側の理性(リテラシー)が重要になりますよね。

もはや、情報にも階層がある時代だと思います。

たとえば、私のブログみたいな個人ブログなんていうのは、情報としては、ゴミ以下ですよね。どこの誰が書いてるかわからないようなブログなんていうのは、本当にゴミみたいなものだと思います。

そういう個人ブログを運営していて、人気になって本などを出版するにいたり、テレビなどのマスメディアに登場するようになった評論家や、そのまま人気が高じて政治活動にまで手を出してる人もいますが、基本的には、情報の質としては、疑問を抱かざる負えないような気もします。

新聞やテレビ、雑誌といったマスメディアも昨今は、疑われることも多くなったと思います。同じ事件、事故、事象を伝えるのに、伝え方や言い回しが偏っているので、マスメディア以外で知恵をつけた視聴者や読者にとっては、鼻もちならない部分があるのでしょう。
私は、テレビを所持していないので、最近のテレビ事情も分かりませんし、何チャンネル(?)がどの局かすらわかっていないので、あまり言及することはできませんけれど。

この辺までの情報は、情報を発信している機関、人物に拠るところが大きいような気がします。たとえば、いつも読んでいる大好きなブログで書いてあったから本当だと思ったり、テレビでよく見かける何々さんが言ってたから信用できるとか、テレビでやってたから信頼できる情報だ、とかですよね。
インターネットの有名人界隈でよく聞かれるのが、何々さんは「拡散力あるよね。」とか「影響力あるよね。」だと思います。簡単にいうと信者がいるという事ですよね。でも、教祖も人ですから間違えたり、信者からうまい事お金を巻き上げる事を画策したり、誰かに頼まれて、または自発的に何かの思想や思惑を拡散してしまったりすることもあり得ない話ではないわけです。
一歩間違えると、その情報を信じた人たちは騙された、ということになりかねません。

「ネットで真実」は個人的には、無いとことだと思っています。たまに、知識人の方が、新聞などを指してオールドメディアと揶揄して、ネットにこそ真実があるような言い回しをされますが、どこの誰が書いたかわからない情報より新聞やテレビの方がまだ、マシな情報を垂れ流していると個人的には思っています。
ネット上で書かれたものは、基本的にマスメディアが発表したものに対する感想であることが多く、終いには、朝日新聞に書かれていたことだから捏造だ、産経新聞に書かれていたから政権よりだ、という決めつけをネットで発表しているだけに終始することも多いですよね。

私的には、ネット上の情報が適当でも構わないと思っています。というか、自分の損得に関係が無いんであれば、面白おかしく個人ブログで意見を表明することは良いことだと思います。個人が気軽に意見を表明できることは、文化的には、豊かな事ですし、さまざまな意見が世の中に出ることは、将来の可能性を広げるにはプラスしかないと思っています。
ただ、全く信用していませんけど。

個人ブログやマスメディアで気になった情報があって、自分の損得に関係すると感じたら、一次ソースを探すことですよね。例えば、ある企業Aが企業Bを買収するという情報が、個人ブログに書かれていて、興味がわいたとしたら、その企業のホームページに飛んでIRを見て、情報を自分なりに精査するべきだと思います。

経済的なニュースに限って言えば、個人ブログからマスコミまで必ず一次ソースが存在しています。一次ソースを元に記事を書いているはずですので、受け取る側は、その一次ソースを見るべきです。ネットの情報をうまく使うのは、ネットで拾ってきた情報は、何かの入り口に使うべきで、鵜呑みにするべきではないと思います。誰々さんが言ってたから、真実に決まってるとか、メルマガ取ってるあの人の言ってる事は、常に真実だ、とかは良くない使い方だと思います。あくまでも入り口にすべきです。

なぜなら、インターネッツの一番の長所は、一次ソースに誰でも簡単にアクセスできることですから。







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