tsukumo

2019年5月22日水曜日

グーグルがファーウェイをサポートしないという表明をしたことによって追い詰められた。

この記事を書いているのは、2019年5月22日です。

携帯電話メーカーの大手ファーウェイが大変なことになっていますね。事の発端は、ファーウェイに対する大統領令から始まって、グーグルがandroidのサポートをファーウェイに対してしない、という宣言までになってしまいました。

androidはオープンソースですから、勝手に使うのは自由でしょうが、グーグルプレイやGmailまでもファーウェイに対してサポートしないという事です。
恐らく、ファーウェイを新しく購入した人が、Gmailなどのアプリをインストールすることは可能でしょうが、セキュリティー面でサポートされないのであれば、危険度はアップしますし使い勝手の面でも厳しい状態になることが予想されます。

5月21日にファーウェイの新商品の発表会があり、p30シリーズをお披露目していました。しかし、22日になり、ドコモ、KDDI、ソフトバンクのキャリア三社は、ファーウェイ商品の販売を延期することを発表しました。

ファーウェイ側の説明だと、androidに代わる独自のOSは以前から用意していたので、今秋から来年の春の間に、徐々に搭載していく予定であるとともに、グーグル側と今後について協議していく予定との事です。

グーグル側の説明だと、既に販売している機種については、androidのサポートは継続する予定との事です。しかし、トランプ大統領が、余計な事を言えば、そのような約束は無かったことになるでしょう。

また、ファーウェイ独自のOSを搭載されても、我々西側陣営の人間としては、使い勝手が悪くなると予想されますし、そもそも、グーグルありきでスマホを使っていますので、ファーウェイユーザーとしては非常に困る状態になりました。

個人的には今年の年末辺りに現在使っているファーウェイのスマホを買い替える予定でしたが、少し早めることになりそうです。

さて、買い替えといっても、ファーウェイのスマホがコストパフォーマンスが良すぎたので、買い替えの機種が思い浮かばない状態です。
国内メーカーのスマホは、既にソニーのXperiaのみになっています。ただ、Xperiaは、国内ではキャリアモデルしか販売されていないので、SIMフリーでは、新品を使うのは難しいです。






グーグルからPixel3とPixel3aが新しく発売されていますので、それも良いのかと思いますが、Pixel3aの方でも4万6000円程度の値段ですので、私的には最低でも4年は使えないと元本を回収できないような気になってしまいます。当然、4年間ノートラブルでパネルのガラスが割れるなどの物理トラブルもない状態でとなると、4年は長すぎるような気がします。





現状、気楽に手に入るSIMフリー端末ですと、ASUSのzenfonシリーズかもしれません。
価格的にも手に取りやすく、私のように端末に保険をかけないで一括購入するような使い方だと選択肢が狭まります。




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ファーウェイ自体が、他のメーカーの良い所を寄せ集めて、低価格で大量に売るというビジネスモデルだったと思うので、使い勝手に非常に優れていたのは、確かですし、中に入っている半導体などのパーツも他社から持ってきたものですし、ソフトも他社開発のものがほとんどだったという事ですので、価格と性能が良かったと思います。
逆に言うと、ダンピング(不当廉売)していたと言えなくもないわけで、そういった意味でも制裁をされても致し方ないのかな、とも思います。

今回のことで、グローバル化してもなお、海外のリスクというのは、意識せざるを得ないと再認識しました。例えば、海外の株を大量に所有していたとしても、相手国が、日本からの投資に制限をかけたり、税金を沢山かけることにしたら、日本から投資してる人は身動きが取れなくなる可能性もあるわけです。しかも、海外の制度を変えるための選挙権を持っていないわけですから、やられっぱなしになることになりますものね。


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