電力自由化になってから、もう3年以上経ったのですね。
配送電部門では、従来の電力会社が強いですが、リテールの販売部門は厳しいのかもしれません。とくに首都圏は、他の電力会社は新規参入したいくらいの世帯数でしょうから、新電力は首都圏である程度のシェアが取れれば、事業としてやっていける自信にもなりそうですね。
電力だけでなく、ガスも自由化されていますから、首都圏の電力とガスの需要家の奪い合いは、熾烈なのかもしれません。
ガスの場合は、電気と違って、技術力がないとガス漏れや、下手したらガス漏れで引火して爆発なんてことも考えられますから、実績がある東京ガスが、手堅いのでしょうけれども。(ポジショントーク半分)
契約している電力会社から、毎日のように電話がくるということは、シェア争いが、凄いことになっているのでは、と最近やっと気づきました。
シェア争いが激しいということは、価格的にも競争が起きているのではないかと思いました。
新電力ネットというサイトによると、東京電力の販売量は、凄いですね。
これだけのシェアとそれに伴う資金力があれば、不祥事や事故があっても、もみ消せそうですもんね(笑)NHKみたいなものですね。
東電さんも、これだけのシェアで、無配でいいわけないような気もしますね。
心情的には、原発事故の事もありますし、世論的な感情論もありますが、東電の大株主は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構なわけで、配当を払って、資金の透明性を担保しつつ福島の廃炉につなげた方が、わかりやすいような気がします。
でも、世論の感情論としては、「何、配当なんて出してんだよ!」になりますよね。
難しいですね。
あまりにも巨大になってしまった東京電力ですが、その弊害もたくさんあったのでしょう。その集大成が原発事故だったのかもしれません。当然、東電だけのせいではなく、安価といわれていた原発の電気を求めた需要家や、利権があったといわれている政治家も含めて責任は広範囲に及びますよね。ただ、責任を誰かがとらないといけないし、それは、直接、原発を運営していた東京電力になってしまいますよね。
電力計画.com(ドットコム)というサイトには、新電力に関するいろいろな情報が載っています。見るだけでうんざりするくらい新電力ってあるんですね。(笑)
独自で販売する電力量をすべてカバーできるのは、元からある地域電力各社とNTTと東京ガスと大阪ガスなどのインフラ企業だけかもしれませんね。
あとの会社は、自社である程度は発電して、足らない分は電力の取引市場から買っているんでしょう。電力市場に電力を卸しているのは、元地域電力各社だと思いますけれど。
今年の秋くらいを目途に電力会社を見直そうと思います。小耳に挟んだ情報だと、基本料金が不要な新電力があったりするそうなので、評判やサービスがどこまで削られてるか、とかトータルで調べて決めたいと思います。
疲れたのでこの辺で。
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