tsukumo

2020年8月19日水曜日

小売店の逆襲はあるのか?

 2020年8月19日の日経平均終値は23110円、東証リート指数は1690円でした。


私の住む田舎町は、お盆を過ぎて、若干ですが、夕方は風が心地よく感じられるようになりました。日中は、まだまだ暑い日が続きますね。


今日のお題は、小売店ですね。

EC(Eコマース)は、2010年代で決定的になったような気がします。アマゾンを筆頭に、楽天、ヨドバシ、ビックカメラ、など、他にもネットを使った宅配スーパーなども多くできました。

一番変わったのが、消費者ですね。インターネットで注文が当たり前になりましたからね。

ある商品をネットショップに出品すると、EC以前のお店しかなかった時代と違って、全てが可視化されてしまいます。

商品の値段から始まり、商品のスペック、アフターサービス、どこの宅配業者がいつ頃届けるのか、などなど。便利ですよね。

逆に商人さんにしてみれば、お客さんが家でネットでライバル店と商品比較をしていると思うと、下手な事は出来なくなった10年だとも言えます。少しでもおかしな事をするとネットでさらされますしね(笑)

ところで、世界で一番売り上げがある企業は、アマゾンと言いたいところですが、ウォルマートです。アメリカのスーパーマーケットです。小売店ですね。意外かもしれません。

ECで小売店は皆殺しだ!と言われていましたが、世界で一番売り上げを上げている企業は小売店です。

ウォルマートが、店舗だけの売り上げに頼っているかというと、ECの方に、かなり力を入れているそうで、アマゾンとガチでやりあうつもりらしいですね。アマゾンの方はといえば、もはやECというよりも、AWSのクラウド業者であったり、サブスクリプション業者であったり、モールに出品させて寺銭を取ったりという風に変わってきているように思います。

日本でも、楽天みたいに商人さんを集めて出店させて寺銭をもらうというのから、ヨドバシやビックカメラのように自店舗を店舗兼倉庫くらいの感覚で運用していくECもあります。

中でももともと店舗ありきのECが今後は躍進しそうだと勝手に思っています。

日本の場合は、店舗網が出来上がっていますし、もう一歩踏み込んでいえば、郵便局なんてないところはないわけで、郵便局が本気のECとかやり始めたら、いいところ行きそうだと思ったりします。当然、コンビニをうまく使えば物流は上手くいくでしょうし。

ECの次は、店舗も巻き込んだ進化があると思うわけです。







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