tsukumo

2020年12月1日火曜日

バブルについて勝手な事をいう

この記事を書いているのは、2020年12月1日です。

日経平均は26000円台をキープしてます。十年前とは、マーケットの景色が違います。
今まで株式投資をしてきて、良かった、多少は報われたのかもしれないという思いと共に、
やはり、バブルの事とその崩壊が頭をよぎります。

というわけで、適当にバブルについて好き勝手な事を書き留めておこうと思います。適当で、参照もないので、曖昧な感じですので、あまり信用しないでください。

バブルといっても、学問的に定義はない、というのをよく聞きます。日本の場合は、昭和末期からの平成バブルで強烈に株価と土地があがったのとその崩壊後の30年にも及ぶ経済低迷があったので、バブルは、どちらかというと良くない事のような捉え方をされることがあると思います。

私の捉え方でバブルを定義するなら、「イケてる業界」です。そこに参加すると、大抵の人は儲かりそう(儲かるとは言ってない)に感じるから、お金やら人材やらが集まるだけだと思っています。

バブルと言っても、「資産バブル」もあれば、「電気自動車バブル」「半導体バブル」「スマホバブル」と色々あげればキリがないと思います。

一般的に、資産バブルが、見えやすいバブルだと思われているでしょうが、例えば「株バブル、株ブーム」といった場合、その裏には、何かのイノベーションがあって、そういう業界の株がけん引して、結果として株高につながる事がほとんどで、さらに中央銀行や政府の政策もそれを後押しする形で資産バブルになっていくのだと思います。

資産バブルにつながらなくても、景気の良い「イケてる業界」というのは、そこかしこにいつでもあるわけでして、例えば、最近だと半導体バブルで半導体製造装置などの関係企業は景気が良かったですから、それはそれである意味バブルだといってもいいのではないでしょうか。バブルという言葉が「泡沫」を連想させるので言われた方はいい感じしないでしょうが。

という考えなので、私個人はバブルというものは、身近なものであり、かなり肯定的に捉えるように努力しています。(努力しないとやってられない時もあります)
仮に景気の良い「イケてる業界」がない国とか、世界とか酷い状態だと思いますよね。

バブルが、景気が良い「イケてる業界」が存在する事象だと考えれば、別に悪い事でもなく、多くの人にも恩恵があると思えば、いい事でしょう。
バブルの最中は、恩恵があっていい事だと思います。バブルの最中は。(笑)

問題は、バブルが崩壊した時に、損する人が、結構な数出ることと、最後発で参加した人が高確率で相当な痛手を負う事です。
自由経済ですから、利潤を追いかけると損することもありますから、自己責任(好きな言葉ではないですが)になってしまいます。そして、リスクをとったので、基本的には誰も無償では救いの手を差し伸べてくれないですね。

日米ともに株価は好調です。日本の株価は、十年前では、想像できない水準にあります。
株価的には、日本経済は復活しつつある状態だと思います。実体経済は、たくさんの矛盾と不安を抱えていますし、少子高齢化、移民、尖閣諸島問題など、それ相応な問題はありますけれど。

この先、数年を見れば、モビリティの変化が激しくなるのは、共通認識だと思います。だからテスラの株が上がっているのですし、テスラを中心にバブル的になっているのだと思います。日本の基幹産業であるモビリティに大変革が起ころうとしているのですから、日本も負けてられないでしょうし、逆にこのバブルに乗っていくくらいじゃないとどうしようもないですよね。

だいたい、こういう時に日本政府は、浮かれててケシカランといって業界を潰しにいって
日本企業が世界から置いてけぼりを食らうのでしょうが(笑)

世界が衛星携帯電話の話してるのに、携帯料金が高いからケシカランとか言って喜んでますから
(笑)

バブルは放っておくしかないですよね。いつかはそこそこの状態に勝手に収束するものだとアメリカをみてると思います。IBMにしてもマイクロソフトにしてもイケイケの頃を経て、そこそこの感じに落ち着いていますから。

日本は、製造業的なクリエイティブな業種も頑張りつつ、金融も力を入れていけば、まだまだ、世界で互角にやっていける国になれると思います。

でもあれだね、バブルで最後にくじを引いて損した人は、多少とも救済して欲しいよね。


























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