tsukumo

2021年1月27日水曜日

料理の宅配サービスの価格は最終的にどこに転嫁されるのか

 この記事を書いているのは、2021年1月27日です。明日は権利落ち日です。


料理の宅配が流行ってますよね。U社とかD社とかF社とかW社とか、戦国時代に突入してきました。

で、皆さん赤字ということらしいです。

いま、料理宅配会社がやってることは、マーケットの支配合戦ですよね。なるべく初めから料理宅配マーケットに参加して、マーケットを独占(寡占)状態にするのが現在の目的です。

出来ることなら、赤字を垂れ流して、この商売は儲からないから!といいながら新たな参入者をけん制しつつ、マーケットシェアが圧倒的になるのを目指します。

古くは、ソフトバンクと光通信が無料でadslの機械を配って、インターネットで支配的になるのを目指したり、今も尚、目の前で行われているのは、グーグルさんが、ほとんどのサービスを無料で提供して、使わせるだけ使わせて、ここ2年くらいは有料サブスクリプションに必死で誘導してるとか、アマゾンさんが、赤字垂れ流して設備投資をしまくって他社を利便性で圧倒しようとしていたり、という類のものですね。

ある程度のマーケットシェアが獲得出来たら、なるべくだったら、月額課金、会費みたいな比較的安定的な収益に切り替えて、なるべく長く会社を存続したいと考えると思いますよね。

さて、料理宅配会社の話に戻ると、現状は、配達員さんに利益に見合わない金額を払い、赤字を垂れ流しながら運営しているわけですが、配達員さんにしてみれば、労働の対価としてもらってるので気にもしないでしょう。ただ、最大手のU社が、アメリカなどで配達員さんに支払う報酬体系を減額するなどすると配達員さんと揉めるというニュースも一時期多かったですよね。配達報酬も、どのくらいでみんなやらなくなるか、逆に少なくしても配達する人はいるか、というのも既に手探りしてるんでしょう。(おそらく、いくら報酬を安くしても配達する人は何名かは残るでしょうが)

料理宅配会社と配達員さんの関係でいえば、その労働(雇用っぽい)関係は、将来的に人道的にどうなの?という問題とも向き合いながら、料理宅配会社はやっていかないといけないし、出来るだけ上手に搾取できるシステムの構築をあらゆる手段を講じてしていくんでしょう。

将来的に料理宅配を利用しているお客さんからも料理を提供してる料理屋さん(お客さん2)からも料理宅配サービスが必要とされたとしたら、料理宅配の料金は最終的にどの段階に転嫁されるんでしょうか。払う人は、注文したお客さんであることは変わらないんですが、その料金は、料理宅配会社が料金とするのか、それとも料理店が料理の値段として値上げするのか、というのは興味ありますよね。

最近のこういうサービスは、二つ以上お客さんがいる場合が多いですよね。話がそれたので止めておきます。

私の予想を箇条書きにすると

1.月額課金で注文したお客さんから料金を奪う

2.月額課金で料理店から料金を奪う→料金は価格に転嫁

3、1と2の両方で料理宅配だけウハウハ

4、注文ごとにお客さんから料金を奪う

5、注文ごとに料理店から料金を奪う

6,4と5の両方

料理宅配サービスの社会への浸透度によって、シナリオは変わっていくとは思いますが、恐らく、上の3は、目指したいところですよね。

加盟店、注文する顧客、充分な配達員が確保できて、社会的にも必要とされていれば、どこかの時点で黒字化に動くと思います。当分先でしょうが(笑)

どちらにしろ、料理の値段は、上がるのは確実でしょうね。

どうでもいい話を書く人です(笑)






























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