tsukumo

2018年12月22日土曜日

2018年12月22日版 日経平均の現状確認


この記事を書いているのは、2018年12月22日です。

年末にきて、相場環境は悪化してますね。年の瀬ですけどね。
下落の要因は、一言でいうと

「そろそろ下落でしょ?ってみんなが思ってる。」

に尽きるんじゃないでしょうか?

細かい事を言い始めて、理由をつけようとすれば、色々あります。
たとえば、
世界的には
・FRBの利上げ
・利上げによって企業の資金繰りが悪くなる
・トランプの法人減税などで企業業績が良かったが、来年は剥落する
・ファーウェイ問題が象徴するようにアメリカの中国に対する対応は本気
・中国に対する各国の対応は、世界的な貿易に影を落とすので企業業績に対する影響
・英国のユーロからの離脱で先行き不透明
・FRBに続き、ECBも量的緩和を終了する道筋
・色々と不安材料があるから年内、ポジション落としておこう
・仮想通貨の下落で、資金を失った人もいる
・機関投資家は、期限を決めて投資行動をしているので、下落で損失を被った

日本では
・政府サイドからの携帯電話料金に対する強硬な値下げ要請
・ソフトバンクモバイルのIPO失敗
・米中が中心の貿易摩擦で、中国に部品などで関わっている日本の企業が心配
・カルロス・ゴーンと日産の行方

軽く書き出しただけで、沢山出てきてしまう有様です。

テクニカル的には、日経平均は、今年の安値を更新して引けてしまっているので、投資家の心理は最悪だと思います。

まあ、移動平均線の50日線がサポートするかしないかで、一回くらいは反発しそうですけどね。だいたい、多くの人が悲観的になると反発したりしますからね。

ただ、上記に適当にあげた不安材料が、現実的になくなるわけでもないので、不透明感は拭えないかもしれませんね。

では、こちらに都合が良い材料はないかというと、

・FRBの利上げは、2019年は多くて2回、2019年の金利水準は妥当との見解。
・米中貿易摩擦で、中国が折れそう
・ブレグジットは、なんだかんだと言いながら、実行される

些か、希望的観測ではありますが。

長期投資家を自称しているのであれば、下落局面はバーゲンセールです。
しかし、バーゲンセールで買った洋服が、よく考えて買わなかったためにサイズが合わない、似合わないなんてことはよくある話で、株を買う時も安くなったから、どれでもいい、というわけにもいかないと思います。

個別企業を狙っているのであれば、不況になってしまった時に、極端に業績を落としてしまいそうな銘柄は避けるべきでしょうし、倒産しそうな会社などは以ての外です。

最低、会社が潰れる確率が低いと自分が思う(各自の基準があると思うので)銘柄を選ぶのが、最低条件ですし、株価の変動による含み損は、どのくらいまで自分は耐えられるのか、というのも予め考えて、取引をするべきですね。

と、自分に言い聞かせてるのですけど(笑)




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