tsukumo

2019年8月9日金曜日

それ、どの時点で見切りをつけますか?

最近は、このブログでポエムな私を遺憾なく発揮しています。

つまりは、相場と関係ありそうで無さそうな事ばかり書き綴っています。

というわけで、本日のお題は、自分がやってる事が、上手くいかなかった時に、どうするかっていう事について勝手気ままに書いていこうと思います。

いろんな働き方が出てきている。

最近は、インターネット環境が整備されたことや、SNSなどで個人が世界に発信できるようになったこともあって、従来からある会社員以外にも、お金を稼ぐ手段というのが、色々なやり方で出来るようになりました。
 

新しい事を始める時は、ワクワクする

新しいことを始める時って、夢と希望でワクワクしますよね。例えば、新しい株式に投資するとき、将来、儲かることを想像しちゃいがちです。新しい事業を立ち上げる時も、新しい職場にいくときも上手い具合に事が進むとワクワクしちゃいがちでしょう。
 
自分の意思で新しい事を始めるとワクワクしがちです。新しい事を始めて、暫くすると、最初に思い描いていた地図とは違い、色々と問題が出てきます。当然、自分が想定しているよりも結果的に良い進捗のときもあるでしょうが、上手くいってない事の方が目に付いてくることが多いのではないでしょうか?

失敗の定義

さて、ワクワクして始めたことですが、自分が思い描いていたバラ色の進捗などは描かず、上手くいきませんでした。
失敗の定義にも色々とあります。

・初期費用は、回収できる見込みはないが、ランニングコストと利益がトントンで続けることは出来る可能性が高い場合

・初期費用は回収できる見込みは無いし、ランニングコストが利益を上回っていて、やればやるほど赤字。

・初期費用は、初期に回収できたが、その後利益が尻つぼみで赤字。

・初期費用は、回収できず、最初から赤字。

例として挙げた上の4つ以外にも色々な失敗のパターンがあります。

株で例えて見ましょう。

「株のトレードで10万円儲けました。儲けた10万円で新しい株の銘柄を物色しました。物色した銘柄は、配当利回りも4%台で魅力的でした。
10万円で、物色した株を現物で10万円で買いました。10万円で買った現物株は、私が思い描いていた20万円を目指すことなく、8万円、7万円・・・と下落していきます。数週間後、半額の5万円になってしまいました。」

典型的な損切りできなかった人の話です。

結論からいうと、この場合は、本人次第です。まず、初期費用の10万円の立場は、元々他のトレードの利益だったわけで、無くなって痛いかどうかは本人次第です。それから配当が高く、それが維持されるのであれば、元々無かった10万円が利益を届けてくれるという風にも言えます。

次の例
「バイトで貯めた10万円で、株を始めようと思います。10万円じゃ有名な会社の株は買えないので、信用取引を使って、10万円の3倍、30万円分の株を買いました。これで、安泰だと思った矢先、地合いが悪くなって持っていた株が急落していきます。」

この場合は先程と違い、原資である10万円も自分で用意したもの、信用取引ですので20万円は証券会社から借りてる状態です。とにかく早めに損切りしないとダメなパターンです。放っておくと、現物の3倍の被害に見舞われます。


やり始めたことを諦めて見切りをつける条件は人それぞれ。

一応、株ブログなので、株で例えましたが、最初に書いた通り、最近は個人が、youtuberやブログ、ネットショップなどを通じて稼ごうとすることが多いと思います。
チャレンジすることは、良い事ですよね。

私もこのブログを立ち上げて稼いでやる、と思っていましたが、1年間のアドセンス収益が36円という事で、完全なる失敗です。
私のブログの場合、初期費用は0円ですし、ランニングコストも0円です。PCなどの設備もトレードのためのものですから、設備にもお金がかかっていないです。金銭的にはやればやるほど赤字になるという状態ではないので、趣味の範囲内で続けるという選択肢で落ち着きました。

これが、youtuberになりたいのでPCを買って、カメラを買って、マイクを買って、編集ソフト、動画のネタになるもの、その他諸々買って、盛大に失敗したら目も当てられません。初期投資は、回収できずに終わります。

個人で色々出来るようになったからこそ

個人で事業を起こしやすい環境になってきましたし、副業も含めれば、誰でもチャレンジすることは容易な世の中になったと思います。

このお題でブログを書こうと思ったのは、売れない50歳代の芸人さんが清掃会社で月給10万程度を貰いながら、芸人を名乗っているという動画を見たからです。
正直言ってしまえば、清掃会社勤務のアルバイトが、お笑い事務所と業務委託契約もしているだけという事ですが。

芸人にしても、ミュージシャンにしても、youtuberにしても「夢と成功した時の報酬」などを餌としてバラまいて、人を集めてきます。
基本的に失敗しても自己責任です。
最近だと、自称すれば、その職業っていうのが多いですからね。

私も、自称無職ですし、自称投資家だと言ってみる時もありますし、自称アルバイトという時もあります。公式には無職ですが(笑)

簡単に自称できる職業が、増えた分、上手くいかなかったら辞める選択肢をした方が良いような気がします。先程の芸人さんの例でいうと、50歳を過ぎて、アルバイトをしつつ、仕事なんかほとんど回してもらえない芸人を名乗っているより、もっと早く芸人に見切りをつけるべきだったのかもしれません。

上手くいくものは、大抵、最初から上手くいく。

ここからは、個人的な考えですが、上手くいくものは、最初から上手くいくと思います。
引っ掛かりがないというか、スムーズにいくと思います。
自分に合っている事を知らずに選択したのでしょうから、最初から上手くいくのだと思います。
たとえば、新入社員が入ってきて、ほとんど何も教えてないのに、普通に仕事してしまう人とかいますよね。あのような感じです。
私の場合は、何をするにも「半年」というのを目安にしています。半年間、ある程度力を入れて取り組めば、出来るかできないか判断できると思っています。
自分の一生の中で、半年間という貴重な時間を使ったわけで、努力という美名のもと、半年以上を結果が出ないものに時間を割くのは無駄だと思っています。

これも人それぞれですけどね。

追記するなら、研究者と歴史を変えるような事に取り組んでいるような方は、一生かけて取り組むのでも構わないと思います。そういう人達は、我々凡人とは違う人種ですから、大いに人生を賭けて欲しいです。
我々、凡人は、目先の薄っぺらい夢や報酬で動くような人間ですし、人生を賭けて社会の土台を築いてきてくださった偉人達のつくった世界の上っ面だけで生きているだけですから。
我々凡人は、そういう人生を賭けている方の邪魔だけはしないようにしないといけませんよね。




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