tsukumo

2019年4月5日金曜日

気になる企業シリーズ#5 本田技研工業



気になる企業シリーズ#5は本田技研工業です。

ホンダといえば、F1だったり、バイクだったり、スーパーカブだったりというのが身近ですね。ひと昔前だと、二足歩行ロボットのアシモが話題になったり、犬型ロボットのアイボが新しいバージョンが販売されたりしています。さらにホンダジェットは小型軽量プライベートジェットで、世界的に売れているという事です。

本田技研工業のHPから、セグメント別の売上がみたいと思って、IRからダウンロードしたら、吊るしのエクセルで少し、面食らいました(笑)。

やはり、四輪車事業が、メインの事業ですね。

といっても、会社名に自動車という文字も入ってませんのんで、本田技研工業は、自動車会社じゃない、なんていう人もいます。たぶん、それはその通りで、自動車以外にも先程述べた、ロボットの研究や、実用化に漕ぎつけた航空機事業などがありますからね。



自動車業界は、今後、事業環境が激変していくだろうと個人的には考えていて、今まで安泰だと思っていた企業が、調子が悪くなる可能性もあると思っています。

自動車のエンジンが電動モーターに変わると、レシプロエンジンのようにピストンリングの径を数ミリ変えるとレスポンスが良くなるなどといった、細かい技術や研究、日本が得意とする技術分野だけでは、難しくなるというのが、一番心配していることです。

さらに、自動運転などでは、地図も重要なファクターになりますし、クルマを制御するコンピュータソフトも必要です。もしかすると、全体の交通管制をするための集約的なコンピューターが必要になるかもしれません。
こういう風になると、自動車会社がいくら良い技術で良い自動車を作ろうと、自動車を走らすためのネットワークの規格外だったら、走らすことすらできないと思います。

ホンダを見ていると、創業者が亡くなってからもう大分経ちますが、いまだに頭が柔らかいような気がします。ホンダのクルマって、よく廃盤になると思いませんか?時代を代表するような車名、例えばCITYだとかプレリュードだとかスパッとやめちゃったりします。その癖、突然CIVICみたいに国内で販売を再開したりします。
過去にF1を撤退したときも、会社の業績が芳しくなくて、撤退しました。技術屋ですが、儲けがでないなら撤退するといった分別も兼ね備えているのだと思います。

自動車事業は、今後も頑張るとは、思いますが、仮に事業環境が手厳しいものになった場合は、自分たちの技術力を生かせる他の事業を探してしまいそうなのが、本田技研工業だと思います。

事業環境が激変しそうな中、他の自動車会社が、同業他社と事業提携に走っているのに、本田技研工業は、独自路線で行くらしいです。これから起こるであろう変化は、自動車が登場してから最大の変化になる可能性が高いですが、全く本田技研工業は、、怖気づいていないのがスゴイですよね。技術があれば、なんとかなるんだ、という信念みたいなものさえ感じます。

働いたら、楽しそうですよね。人生を賭したとしても、世界を変えるかもしれない技術を開発する一端になれるかもしれない企業ですからね。私は、ゴリゴリの文系ですので、無理だと思いますが。


将来、航空機のホンダになっているかもしれませんし、ロボットのホンダになっているかもしれません。

ちなみに、私はクルマはスバル派です。そして、全然株の事、書いてない(笑)。





にほんブログ村 株ブログ 株日記へ
にほんブログ村




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。