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2019年4月12日金曜日

気になる企業シリーズ#6 みずほFG


この記事を書いているのは2019年4月11日です。

気になる企業シリーズ6回目は。みずほファイナンシャルグループです。

最近は、銀行株が調子悪いですよね。私の好きな通信株も調子悪いですけど(笑)

所謂、メガバンクとよばれる三菱UFG、三井住友、みずほは、それぞれ銀行業務を中心に金融事業を手広くやっています。
最近の銀行業界でいえば、スルガ銀行のシェアハウス向けの雑な融資が問題になりました。強引な融資や雑な融資が起こる原因として、本業の銀行業が上手くいってないので、強引な営業になってしまう、というのが根本原因なのでは、と想像してしまいます。

日銀のマイナス金利政策で、従来なら国債を大量購入して金利を頂くという銀行の戦法が通じなくなりましたし、昭和バブル崩壊以前は、企業に積極的に貸し出しを行っていた銀行もバブル崩壊で辛い目に合っているので融資には慎重になり、もう企業への融資の仕方が消極的になっちゃったのだと思います。

さらにリテール向けの手数料収入に関しても、インターネット銀行という強力なライバルが沢山でてきて、手数料が安い所がほとんどになっています。
そうなってくると、従来からのメガバンクもインターネットでの手続きに力を入れないと顧客の利便性が損なわれることになり、リアル店舗とインターネット銀行という二刀流にならざるを得ないのかもしれません。将来的には、リアル店舗よりインターネット銀行の比率が高くなるでしょうが。ただ、リアル店舗が少なくなると、現金を保管しておく場所も少なくなるという事にもなりますよね。

さて、みずほFGの本日の終値は、171円です。100株単位ですので、17100円から購入できます。

なぜ、みずほFGが気になるかというと、まず、株価ですよね。17100円から変えます。1000株買っても20万円以下で買えます。





少し前の話をすると、アベノミクス前の2012年あたりは、みずほFGも三菱 UFJも変わり映えのしない株価でした。150円あたりをウロチョロしていました。三菱UFJは、アベノミクスの影響もあり、株価200円を突き抜け900円くらいまで行きましたよね。そして、今は500円台です。みずほFGはあまり変わらずという事です。

みずほFGは今のところ、レンジだと思っています。さらに、倒産するような状態でもないので、少額でレンジを狙って買うのも面白いような気がします。
小まめに利益確定をして、損切りラインもキッチリ設定するのは忘れてはいけないですけれど。

トレードの一つのヒントとしては面白いかもしれません。
私が、実際に行うかはわかりませんが。




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2019年4月5日金曜日

気になる企業シリーズ#5 本田技研工業



気になる企業シリーズ#5は本田技研工業です。

ホンダといえば、F1だったり、バイクだったり、スーパーカブだったりというのが身近ですね。ひと昔前だと、二足歩行ロボットのアシモが話題になったり、犬型ロボットのアイボが新しいバージョンが販売されたりしています。さらにホンダジェットは小型軽量プライベートジェットで、世界的に売れているという事です。

本田技研工業のHPから、セグメント別の売上がみたいと思って、IRからダウンロードしたら、吊るしのエクセルで少し、面食らいました(笑)。

やはり、四輪車事業が、メインの事業ですね。

といっても、会社名に自動車という文字も入ってませんのんで、本田技研工業は、自動車会社じゃない、なんていう人もいます。たぶん、それはその通りで、自動車以外にも先程述べた、ロボットの研究や、実用化に漕ぎつけた航空機事業などがありますからね。



自動車業界は、今後、事業環境が激変していくだろうと個人的には考えていて、今まで安泰だと思っていた企業が、調子が悪くなる可能性もあると思っています。

自動車のエンジンが電動モーターに変わると、レシプロエンジンのようにピストンリングの径を数ミリ変えるとレスポンスが良くなるなどといった、細かい技術や研究、日本が得意とする技術分野だけでは、難しくなるというのが、一番心配していることです。

さらに、自動運転などでは、地図も重要なファクターになりますし、クルマを制御するコンピュータソフトも必要です。もしかすると、全体の交通管制をするための集約的なコンピューターが必要になるかもしれません。
こういう風になると、自動車会社がいくら良い技術で良い自動車を作ろうと、自動車を走らすためのネットワークの規格外だったら、走らすことすらできないと思います。

ホンダを見ていると、創業者が亡くなってからもう大分経ちますが、いまだに頭が柔らかいような気がします。ホンダのクルマって、よく廃盤になると思いませんか?時代を代表するような車名、例えばCITYだとかプレリュードだとかスパッとやめちゃったりします。その癖、突然CIVICみたいに国内で販売を再開したりします。
過去にF1を撤退したときも、会社の業績が芳しくなくて、撤退しました。技術屋ですが、儲けがでないなら撤退するといった分別も兼ね備えているのだと思います。

自動車事業は、今後も頑張るとは、思いますが、仮に事業環境が手厳しいものになった場合は、自分たちの技術力を生かせる他の事業を探してしまいそうなのが、本田技研工業だと思います。

事業環境が激変しそうな中、他の自動車会社が、同業他社と事業提携に走っているのに、本田技研工業は、独自路線で行くらしいです。これから起こるであろう変化は、自動車が登場してから最大の変化になる可能性が高いですが、全く本田技研工業は、、怖気づいていないのがスゴイですよね。技術があれば、なんとかなるんだ、という信念みたいなものさえ感じます。

働いたら、楽しそうですよね。人生を賭したとしても、世界を変えるかもしれない技術を開発する一端になれるかもしれない企業ですからね。私は、ゴリゴリの文系ですので、無理だと思いますが。


将来、航空機のホンダになっているかもしれませんし、ロボットのホンダになっているかもしれません。

ちなみに、私はクルマはスバル派です。そして、全然株の事、書いてない(笑)。





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2019年3月15日金曜日

気になる企業シリーズ#4 楽天


気になる企業シリーズ4回目は、楽天です。

気になるというか、最近買っては売ってを繰り返してる銘柄です。チャートで言うと2015年あたりがピークで下がってきてますよね。


売上を見ると、2015年に比べても、右肩上がりです。

楽天と言えば、ECモールを手広くやっていて、証券業、保険などもやっていて、極め付きは楽天スーパーポイントというポイントで楽天商業圏というものを構築しています。
さらには、今年の秋から携帯電話事業者として本格的に参戦するので、着々と準備を進めています。

楽天の事業環境を考えると、先行していたECモール事業は、ライバルが増えました。かねてからの競合相手、Amazonしかり、yahoo、Google、通信事業者のドコモやKDDIまでも独自のECサイトを持つようになりましたし、ビックカメラやヨドバシカメラなども総合ECサイトを持っています。さらに、PCメーカーやUNIQLOなどのメーカー、店舗を構えていたようなお店も独自サイトでの販売に力を入れています。

楽天は、結構ドコモと仲が良かった印象ですが、ドコモがECモールを立ち上げて、dポイントを本格化するのを見て、携帯事業者になるを決断したんじゃないか、と勝手に思っています。楽天のビジネスを荒らすなよ、と思ったんじゃないでしょうか。
楽天のECモールは、ECで売りたい人たちに場所(サイト)を貸して、てら銭を貰う代わりに集客を一生懸命するというモデルで、そうすると多くの顧客を抱えてるドコモやKDDIといった通信事業者は同じことをすれば、いいだけですからね。Amazonもそういうモデルの比率を最近は増やしていると感じます。

次に、楽天スーパーポイントですが、これもポイントは乱立してます。しかも、このポイントは、今後のキャッシュレス化と密接になる可能性が高いです。楽天は、このポイントでも他社より先行していたと思います。何年か前に、ネット上だけじゃなく、実店舗でもポイントを使えるようになったのは驚きでした。前から、スーパーなどが独自にポイントを発行しているのはありましたが、Tポイントと楽天は、異業種を巻き込んでのポイントでしたし、ここが強みだったのだと思います。ポイントが、顧客の囲い込みに有効である事をドコモもKDDIも近くで見ていたわけで、それなら自社でもポイントを使って囲い込みをしようと思っても不思議ではなかったと思います。今後のキャッシュレス化、スマホを使った決済化を考えれば、当然だったのではないでしょうか。

ECモール自体は、楽天の売上高を見る限りは、まだ飽和状態ではないように思います。ECモールへの他社の参入が沢山あったにもかかわらずですからね。ただ、どこかの時点で総合ECモールは飽和状態になり、パイの食い合いが始まると思います。そう考えると、楽天が携帯事業者になって、顧客とさらに深い関係になりたいと願うのも必然でしょう。

ポイント事業と今後来るスマホ決済ですが、これは、どこが勝つかわからないですよね。さらに、Suicaなどの交通系カードでも決済できるお店も増えていますし、ポイントも付きますから。それでも、携帯キャリアを押さえておけば、スマホ決済では一歩リードできそうでしょうか。

スマホ周りの事業環境は、菅官房長官のヒステリックな携帯料金を安くする、という発言で大分、変わってきました。今までは、顧客数を増やして通信料金を粛々と頂いていればやっていけましたが、今後は、自社の通信網を使っている顧客に新しい価値観、サービスを提供して、使ってもらうフェーズに移行していくのだと思います。
その新しい価値観の中には、ECモール、スマホ決済、ポイント、銀行や証券投資、保険など、ありとあらゆるモノが含まれるような気がしています。

楽天が、携帯事業に参入するという事は、いままでそういった価値観やサービスを提供していた楽天が、携帯事業を持つという事です。逆にドコモ、KDDI,SFなどは、スマホの顧客を沢山抱えている状態で、新しいサービスを生み出さないといけない立場です。

見てる分には、楽しくなりそうです。
投資するのは、ヒヤヒヤします。




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2019年3月8日金曜日

気になる企業シリーズ#3電力

早いもので、今年も春を迎えています。

もう3月ですね。お花見です。

3月になると、2011年3月11日の東日本大震災を思い出します。
私は、当時、関東のとある所にいて、揺れる電柱、しなる高層ビルをみて、このまま死ぬかもしれないとおもいました。
関東で死ぬかと思ったくらいですので、直撃した東北の皆さん、津波の被害に遭われた方たちは、もっと恐怖を感じたと思います。

また、被害によって不幸にも命を落としてしまった方たちには、改めて哀悼の念を表します。


東日本大震災の被害は、直接的な地震や津波だけにとどまらず、原発にまで及んでしまいました。原発に関しては、いまだに、安全性について流言飛語が飛び交っていますし、
漏れ出した放射性物質についても、その処理について苦慮しています。
放射能が漏れだして冷却水に溶け出して、それをタンクに貯め続けるというのをやっているらしいです。
その水も、ある人は安全だと言ってたりしますが、個人的感想では到底安全とは思えませんけど。

原発の事故によって、やはり、電力の在り方については、いろいろと議論が続きました。
原発は必要という人もいれば、太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えるべきだ、という人もいます。
現在稼働してる原発は9基だそうです。九州電力、関西電力、四国電力で稼働しています。

結局のところ、原発事故も影響して、日本政府としてもエネルギー行政、政策を大分、見直したのではないでしょうか。

それまでは、原発を一番押し出していましたが、再生可能エネルギーについての言及が増したように感じますし、何より、電力自由化、ガス自由化という風にそれまでの大手電力会社の寡占を容認する姿勢から、変化しました。

現実的に考えると、原発も火力、水力、再生可能エネルギーは、それぞれ残っていくと思いますし、太陽光風力、などは今後、比率が上がってきそうです。

太陽光パネルが普及すれば、発電する家庭が増えそうですが、自宅で発電して消費するとなると、設備の設置、メンテナンス、廃棄などを個人で請け負わなくてはなりません。
その点、電力会社が再生可能エネルギーを供給すれば、発電施設を一か所に集約できるので、設置などの金銭的にも、メンテナンスも廃棄も効率が良くなると思います。そう考えれば、電力会社が作った再生可能エネルギーを買った方が、結局安くなるような気がします。

太陽光発電設備が自宅にあれば、災害などで停電になった時に自宅だけは、電気が使える、という方をたまに見かけますが、、例えば、台風で停電になる場合、自宅のパネルだけ破損しないというのも都合がいい考えで、太陽光パネルが破損した場合、停電した上にパネルの修理代も自分で工面しないといけない事を考えれば、再生可能エネルギーも電力会社に集約されていくのでは、と思っています。


既存の地域を管轄してきた東京電力や中部電力、関西電力などは、配送電と発電の会社に分社していっています。発電、配送電、電力販売、という風に分けれると思いますが、株式投資をする場合、どれに注目するかは、人それぞれでしょうが、私個人としては、配送電部門に注目しています。配送電部門は、鉄塔を建てる土地などを取得するのは、広域に渡る事業なので参入障壁は高めになると考えるからです。
さらに、既存の電力会社なら、電力設備も持っているので、当面は、既存の電力会社の株を買っておくのも良いかと思います。

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2019年2月19日火曜日

気になる企業シリーズ#3 チャイムを鳴らしたらアパートの玄関が全部開いた編


この記事を書いているのは2019年2月19日です。

買うかどうかわからないけれど、気になっている企業を見ていくシリーズ#3です。
第三回目は、8848レオパレス21です。

レオパレス21は、主にアパートを建築して、転貸する企業です。最近は、老人ホームなどにも進出しているそうです。アパートにはテレビが備え付けてあったりすることもあるそうです。

ネット上では、昔から、レオパレス21のアパートの壁の薄さがネタになっていて、「チャイムを押したら住人全員が玄関を開けた。」「テレビのリモコンを操作したら、隣のテレビのチャンネルが変わった。」など笑い話に長い間なっていました。

かく言う私も、昔、アパートに住んでいたことがあり、レオパレス21のネタほどではないですが、隣の人のクシャミ程度なら聞こえるような環境でした。

そんな壁が薄いのをネタにされていたレオパレスですが、建築基準法違反を指摘されてしまい株価も大変なことになっています。

壁が薄いという笑いのネタが現実になった瞬間ですね。


レオパレス21の現在の株価は226円です。100株単位なので22600円で買えます。配当は、年間10円~12円が長らく続いていましたが、今後は、期待できないんではないでしょうか。

さて、レオパレス21の財務状況ですが、健全そのものですね。さすがに壁を薄くして長年稼いできたかいがあったのでしょう。

自己資本:1439億
自己資本比率:46.3%
利益余剰金:289億
有利子負債:361億

自己資本が高いのは、保有しているアパートなども含まれているのが原因だと思われます、それにしても、有利子負債が不動産屋さんにしては少ない印象です。安定して長い間稼いできた証ですね。

2018年3月期(去年)の実績で
 売上高:5300億円
 営業利益;229億
 純利益:148億

管理物件は、約53万戸で、その半分が法人契約という事です。会社が社宅に借り上げる事が多いみたいですね。


さて、今回の建築基準法で、レオパレス21はどうなってしまうのか、という事ですが、

・安い建築費で建てたアパートで利益をあげるビジネスモデルが難しくなる

・今までの基準に沿わないアパートの改修費

・改修に伴う賃借人と地主、物件オーナーに対する補償

最低限、これらをこなしていかないとならないような気がします。

とくに、レオパレス21のビジネスの根幹である安い建築費で建てたアパートを使ったビジネスが出来なくなる可能性は、将来的に業績に悪い影響がでるのではないでしょうか。
建築基準法によって、ビジネスの根幹を否定されたわけですから。

レオパレスの発表によれば、建築基準法に違反している物件が、現時点で約1万棟という事です。戸数発表ではないので、戸数に対して何割が不備があったのかは、わかりませんが、仮に1棟10戸だとすると10万戸ですから53万戸の管理物件の5戸に1戸は不備のある物件という事になります。(あくまで推測です。)

レオパレス21には、建築基準法に沿った最低限の改修をして、シレっと事業を続けていく選択肢もあります。今回の件で、レオパレス21は信用を失ったと思いますし、例えば、社宅がレオパレスの物件だったら、従業員は嫌な顔をするかもしれません。個人で契約する方も減るかもしれません。

さて、投資家サイドから見ると、株価は手頃ですね。キャッシュもあります。おそらく、今回の件を処理するだけのキャッシュはあると思います。

あとは、信用回復をする意思がレオパレス21にあるのか、無いのかという点ですね。
今までのビジネスモデルを否定されたわけで、小手先で最低限の対応をして、今後も今まで通りやっていくのか、ビジネスモデルを練り直して失った信用回復にまい進するのか。
それとも、面倒くさいから身売りか倒産か。

決めるのはレオパレス21自身ですね。

株価が226円という事で、競馬をするのだったら、買っても面白いとは思います。
ちなみに私は買う予定はないです。



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2019年2月12日火曜日

気になる企業シリーズ#2 目薬使ってますか?


株を買うかは、わからないが、個人的に気になっている企業について語るシリーズの第2回目になります。

今回は、目薬のお話です。
目薬は、普段使いますよね。PCモニターを眺めて、ピコピコ点滅するのを日がな一日見ていますから、目が疲れちゃいますから目薬は手放せないですね。
市販の目薬を注したからって、何に効いているのか全く理解してませんが、注した後の清涼感は格別な思いだと思います。

日本で目薬といえば、ロート製薬と参天製薬が、まず頭に思い浮かぶんじゃないでしょうか?
4527ロート製薬は、市販目薬のシェアトップ企業です。
4536参天製薬は、医療用目薬のシェアトップです。

棲み分けが出来てますね。目薬の歴史は古く古代エジプトの時代からあったみたいです。参天製薬も明治時代から目薬を作っていたそうです。(Wikipediaからざっくり知識)



それではロート製薬と参天製薬の20年チャートです。
なんか、違和感ありません?
2008年あたり。2009年?
リーマンショックで影響受けてない(笑)

確かに低迷はしてますし、リーマンショック前にバブル的に株価が上がっていたわけでもないので急激な株価下落もなかったんでしょう。

目薬は、日常的に使うものですから、そういう事も加味されて、株価の変動が少なかったのかもしれません。

さて、最近に戻ってきて、アベノミクスが始まった2012年からは、両社とも急激に株価が上がって来てます。
安定的な業績もさることながら、政府と日銀の後押しによる株価対策で業績の下振れリスクが少なさそうな両社に資金が集まったのかもしれません。
そして、ごく最近になると、急落してますね。急落といっても、アベノミクス前の株価低迷期に比べれば、倍くらいの株価ですが。

他の製薬会社が新薬の開発でフェーズⅡに合格したやら、M&Aを何兆円でしたとかで派手に騒いでいる裏で、目薬会社トップ2は、着実に売り上げを積み上げて、株価も上がっているという地味ですが、早めに気付いていれば投資妙味のある株ですよね。

それでも、直近の下落は両社とも激しいですから、いくらビジネスモデルが、いいと思っても、少し考えちゃいますね。

株価の上がり方も鋭角ですし下がり方も今のところ鋭角ですし、もう少し研究してから買うかどうかは決めたいと思います。

あ、ちなみに私の使ってる目薬は、スマイル40、ライオンの目薬です。



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2019年2月7日木曜日

気になる企業シリーズ#1

この記事を書いているのは、2019年2月7日です。
ちなみに昨日は、風呂の日でした。

今回から、この株は買うか迷うけど、気になっている企業を個人的に分析してみようと思います。私の意見、私見が100%ですので、絶対に参考にしないでくださいね。

第1回目は、3979うるる で行ってみましょう。



本日の終値で2477円ですね。

さて、うるるは、どういう会社かというと、クラウドソーシングを使って、入札速報サービスや、データ入力、写真サービスなどをしている会社です。
とくに運営しているNJSS入札情報速報サービスが、この会社の売りの大きな部分を占めていると予想します。

まず、主に主婦向けのクラウドソーシングサイト「シュフティ」を運営しているうるるですが、シュフティでは、クラウドワークスやランサーズに代表されるクラウドサービスと同じく、企業から要請のあったデータ入力や、文書作成などをクラウドソーシングサイトの会員に仕事を振って手数料を取るというビジネスもやっています。

うるると同じく上場企業である、クラウドワークスが業績的に苦戦していた(そろそろ黒字化ですかね)のと違い、うるるは、早くから業績は黒字でした。

業績に貢献しているのが、NJSSです。
入札情報というのは、官公庁などで外部の業者に発注する場合に官報などで広報します。
ここで問題なのは、東京都の入札は、東京都に問い合わせしないといけないですし、埼玉県の入札は、埼玉県に問い合わせしないといけません。
入札案件を探してる企業側からすると、非常に面倒くさいことになってしまいます。

さて、いちいち各地の市区町村、都道府県に問い合わせしないと、入札案件を収集できないというのを、全国の入札情報を会員になれば、パソコンで見れるようにしたのが、このNJSSです。さらに、入札の過去の傾向、たとえば落札金額や応札企業の情報といったものも閲覧できますので、落札がしやすくなるはずです。

他のクラウドソーシングサイトが、お客になる企業が流動的なのに比べて、うるるのお客は、NJSSに限っていえば、会員なのでストックとして安定していると思います。

さらに他と違うと私が感じるところは、データを収集して、データベースを作成して、そのデータを常に最新に更新していく仕事に力を入れているように思います。

同業他社が、一回限りの企業とクラウドワーカーを結び付けて手数料を貰うギグエコノミー的なものですが、うるるは先にも述べたようにデータベースを自社で持って、それを更新しながら会員企業に提供していくというビジネスモデルだと思います。

未来志向で考えれば、このデータベースを持っているのは、強みになっていくような気がします。巷では、AI,ビックデータ、IOTと騒がれていますが、どれも基本になるデータの蓄積がなければはじまらないものばかりです。

そう考えると、この会社は、頭一つ抜け出すんじゃないか、なんて思う事もあります。

一応、今のところ、ライバルらしいライバルも見当たらないのが現状です。地味な会社ですが、気になる企業です。
興味があれば、NJSSのリンク













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