tsukumo

2019年3月8日金曜日

気になる企業シリーズ#3電力

早いもので、今年も春を迎えています。

もう3月ですね。お花見です。

3月になると、2011年3月11日の東日本大震災を思い出します。
私は、当時、関東のとある所にいて、揺れる電柱、しなる高層ビルをみて、このまま死ぬかもしれないとおもいました。
関東で死ぬかと思ったくらいですので、直撃した東北の皆さん、津波の被害に遭われた方たちは、もっと恐怖を感じたと思います。

また、被害によって不幸にも命を落としてしまった方たちには、改めて哀悼の念を表します。


東日本大震災の被害は、直接的な地震や津波だけにとどまらず、原発にまで及んでしまいました。原発に関しては、いまだに、安全性について流言飛語が飛び交っていますし、
漏れ出した放射性物質についても、その処理について苦慮しています。
放射能が漏れだして冷却水に溶け出して、それをタンクに貯め続けるというのをやっているらしいです。
その水も、ある人は安全だと言ってたりしますが、個人的感想では到底安全とは思えませんけど。

原発の事故によって、やはり、電力の在り方については、いろいろと議論が続きました。
原発は必要という人もいれば、太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えるべきだ、という人もいます。
現在稼働してる原発は9基だそうです。九州電力、関西電力、四国電力で稼働しています。

結局のところ、原発事故も影響して、日本政府としてもエネルギー行政、政策を大分、見直したのではないでしょうか。

それまでは、原発を一番押し出していましたが、再生可能エネルギーについての言及が増したように感じますし、何より、電力自由化、ガス自由化という風にそれまでの大手電力会社の寡占を容認する姿勢から、変化しました。

現実的に考えると、原発も火力、水力、再生可能エネルギーは、それぞれ残っていくと思いますし、太陽光風力、などは今後、比率が上がってきそうです。

太陽光パネルが普及すれば、発電する家庭が増えそうですが、自宅で発電して消費するとなると、設備の設置、メンテナンス、廃棄などを個人で請け負わなくてはなりません。
その点、電力会社が再生可能エネルギーを供給すれば、発電施設を一か所に集約できるので、設置などの金銭的にも、メンテナンスも廃棄も効率が良くなると思います。そう考えれば、電力会社が作った再生可能エネルギーを買った方が、結局安くなるような気がします。

太陽光発電設備が自宅にあれば、災害などで停電になった時に自宅だけは、電気が使える、という方をたまに見かけますが、、例えば、台風で停電になる場合、自宅のパネルだけ破損しないというのも都合がいい考えで、太陽光パネルが破損した場合、停電した上にパネルの修理代も自分で工面しないといけない事を考えれば、再生可能エネルギーも電力会社に集約されていくのでは、と思っています。


既存の地域を管轄してきた東京電力や中部電力、関西電力などは、配送電と発電の会社に分社していっています。発電、配送電、電力販売、という風に分けれると思いますが、株式投資をする場合、どれに注目するかは、人それぞれでしょうが、私個人としては、配送電部門に注目しています。配送電部門は、鉄塔を建てる土地などを取得するのは、広域に渡る事業なので参入障壁は高めになると考えるからです。
さらに、既存の電力会社なら、電力設備も持っているので、当面は、既存の電力会社の株を買っておくのも良いかと思います。

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