tsukumo

2019年3月10日日曜日

マーケットと私。

2019年3月8日の米国雇用統計は2万人増ということでした。
米国も、ほぼ完全雇用を達成してる上に、債務上限問題で政府機関も閉鎖されていましたから、2万人増という少ない数字でも仕方ないのかもしれません。

そういえば、私が投資を始めたばかりの頃は、たまに雇用統計はマイナスだったりしていたので、最近は絶好調だっただけかもしれません。

さて、今日のポエムは、マーケットと私というお題です。

最近は、株式のボラティリティが上がっているように感じていまして、2018年末に急落したかと思えば、2019年に入って、急激に戻してきたりと、少しやり難いと多くの人は感じてるのではないでしょうか。実際、出来高が少ない日も多くなっていたりします。

専業で日本株をメインで取引しているなら、朝の9時から15時までPCの前で緑と赤に点滅する画面を眺めたり、次に買おうとする銘柄の下調べをしたり、持ち株でどれを売るかなんて考えている方が多いと思います。

一応、自分なりに少しでも稼ごうと思って、短期の値動きを当てようと努力するんですけど、買ったら株価は下がり、売ったら株価は上がり、なんてことは日常茶飯事ですよね。

中には、百発百中、自分の思った通りの値動きしかしない人もいると思いますが、まあ、そんな人には実際に出くわしたことは無いですね。

何が言いたいかというと、株価を完全に当てるのは不可能なんではないかと。
投資家が、マーケットに対してできる事って、究極的には、取り引き画面の買う、売るをクリックするだけだと思うんです。

株式投資の収益に影響しそうな事柄を見ていきますね。

・政府などから発表される指標→投資家にはコントロール不能

・企業が発表する業績・業績見通し→コントロール不能

・社会全体の景況感→コントロール不能

・株の需給→コントロール不能

・証券会社の手数料→コントロール不能

・株に対する税金、金融政策、財政政策→コントロール不能

などなど、よく考えれば、マーケットの前では、個人なんて無力です。よくもまあ、コントロール不能なものに大金をつぎ込めるよなあ、と思います。
反論として、何百億も儲けた投資家がいるじゃないか、という方は多いと思いますが、私個人は、そんなに儲かってないですし、私ではその説明できるわけがないです。その優秀な投資家に直接聞くべきです。私は、永遠の株初心者ですから。

それでは、投資家が出来る事といえば、企業の研究をして、景況感を想像して株を買う事、そしてその株が上がるまで気長に待つことくらいですよね。

そう考えると分の悪い仕事です。それでも、企業の成長は、株価に長期的には反映されますし、配当金などを考えれば、長期的には収支プラスになる可能性が高いのが株です。

短期投資の当てモノで負け無しなのであれば、レバレッジを掛けて先物や先物オプションをやるべきですし、もっと言えばFXをやれば、資金効率はいいでしょう。

ただし、FXのみで富豪になった人がいないことは頭の片隅にでも入れておいた方が良いでしょう。ちなみに私も趣味でFXをやるのですが、人生で負けた額は3桁万円です。辛いです。

短期で投資をする方は、収支がプラスになる方法を、(例えその方法が1回100円しか儲からない方法だとしても)何度も繰り返して最終的に大きな資産を築こうという事でしょうが、そういう才能がない私のような人は、現在のように値動きが読みづらい相場で企業の研究と景況感を想像しながら、ゆったりやるしかないですよね。
景気悪化するとしても、短期間で回復してくれるといいですよね。





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