tsukumo

2019年2月7日木曜日

気になる企業シリーズ#1

この記事を書いているのは、2019年2月7日です。
ちなみに昨日は、風呂の日でした。

今回から、この株は買うか迷うけど、気になっている企業を個人的に分析してみようと思います。私の意見、私見が100%ですので、絶対に参考にしないでくださいね。

第1回目は、3979うるる で行ってみましょう。



本日の終値で2477円ですね。

さて、うるるは、どういう会社かというと、クラウドソーシングを使って、入札速報サービスや、データ入力、写真サービスなどをしている会社です。
とくに運営しているNJSS入札情報速報サービスが、この会社の売りの大きな部分を占めていると予想します。

まず、主に主婦向けのクラウドソーシングサイト「シュフティ」を運営しているうるるですが、シュフティでは、クラウドワークスやランサーズに代表されるクラウドサービスと同じく、企業から要請のあったデータ入力や、文書作成などをクラウドソーシングサイトの会員に仕事を振って手数料を取るというビジネスもやっています。

うるると同じく上場企業である、クラウドワークスが業績的に苦戦していた(そろそろ黒字化ですかね)のと違い、うるるは、早くから業績は黒字でした。

業績に貢献しているのが、NJSSです。
入札情報というのは、官公庁などで外部の業者に発注する場合に官報などで広報します。
ここで問題なのは、東京都の入札は、東京都に問い合わせしないといけないですし、埼玉県の入札は、埼玉県に問い合わせしないといけません。
入札案件を探してる企業側からすると、非常に面倒くさいことになってしまいます。

さて、いちいち各地の市区町村、都道府県に問い合わせしないと、入札案件を収集できないというのを、全国の入札情報を会員になれば、パソコンで見れるようにしたのが、このNJSSです。さらに、入札の過去の傾向、たとえば落札金額や応札企業の情報といったものも閲覧できますので、落札がしやすくなるはずです。

他のクラウドソーシングサイトが、お客になる企業が流動的なのに比べて、うるるのお客は、NJSSに限っていえば、会員なのでストックとして安定していると思います。

さらに他と違うと私が感じるところは、データを収集して、データベースを作成して、そのデータを常に最新に更新していく仕事に力を入れているように思います。

同業他社が、一回限りの企業とクラウドワーカーを結び付けて手数料を貰うギグエコノミー的なものですが、うるるは先にも述べたようにデータベースを自社で持って、それを更新しながら会員企業に提供していくというビジネスモデルだと思います。

未来志向で考えれば、このデータベースを持っているのは、強みになっていくような気がします。巷では、AI,ビックデータ、IOTと騒がれていますが、どれも基本になるデータの蓄積がなければはじまらないものばかりです。

そう考えると、この会社は、頭一つ抜け出すんじゃないか、なんて思う事もあります。

一応、今のところ、ライバルらしいライバルも見当たらないのが現状です。地味な会社ですが、気になる企業です。
興味があれば、NJSSのリンク













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