tsukumo

2020年7月25日土曜日

日本郵政などで、損切りして大損した話

この記事を書いているのは、2020年7月25日です。


2020年は、新型コロナの流行で、株式市場も実際の経済、雇用情勢、アメリカ、中国に代表される国家間の問題と、色々と浮き彫りになっていますね。

私の身の回りでいえば、マーケットの環境は、コロナで落ちて、各国の金融政策期待で爆上げして、というように変化が激しかったと思いますし、実体経済でも、飲食店をはじめとして、人の移動制限がある状態で、売り上げが大幅に落ち込んで廃業や休業になるところもあり、今までのビジネスモデルが通用しなくなっているので、ビジネスは、強制アップデートしなければならない状態だと思います。

そういう環境の変化を鑑みて、私は、日本郵政株を損切りしました。額面でいうと20万円くらいの損です。他に利益確定したものもあるので、実際は、損はあまりないですが。

私が日本郵政株を買ったのは、株価1400円台で、損切りしたのが、700円台です。
いやあ、ボロ負けですね。保有期間は3年くらいですね。

日本郵政株は、去年あたりから不安定でした。子会社のかんぽ生命の営業方法が、強引(詐欺的)だったということで、かんぽ生命の勧誘は停止されていて、未だに、詳細な調査、顧客への謝罪、還付などの対応に追われています。かんぽ生命の営業といっても、窓口業務は、郵便局の方がするのが、通例で、日本郵政側(会社として関与していたかは知らない)が深くかかわっていたのは事実です。
そろそろ、営業再開しそうですかね。

かんぽ生命なんて、普通に営業していれば、みなさん加入するような保険だと思うのですが、なんで、強引なことしちゃったかなあ、としか言いようがないですよね(笑)

掛け金も安いし、運営会社のスケールが大きくて潰れる心配もないし、自分の人生の保険にプラスアルファするのに少額からで、良い保険だと思うんですけれどね。

私の知り合いに、外資系保険の営業をしている方がいらっしゃるのですが、やはり、インセンティブが欲しいそうで、ガツガツしてしまいますよね。
彼とは、学生時代は友人でしたが、私に営業をかけてきたので、損切りしました。(笑)
仕事ですからしょうがないですよね。

かんぽ生命も、結局のところ、営業成績によって支払われるインセンティブが、強引な営業につながったんでしょう。では、インセンティブを廃止すればいい、というとそれも違いますよね。

保険は、将来の不安を少しだけ取り除く商品で、不安を煽ったりしながら、お客さんを説得して実物のない金融商品を買ってもらうので、やはり営業員は知識は必要ですし、それ相応のインセンティブを貰わないとやってられないと思います。

日本郵政株を損切りした理由ですが、配当金を未定にしたことだけですね。

恐らく、来年からは、配当も復活すると思います。金額がいくらになるかはわかりませんが。
日本郵政は、普通に黒字の会社です。今年の下期の配当も出そうと思えば出せたと思います。でも、コロナに乗じて出さなかった。さらにキャッシュは潤沢にあって、借り入れするほどでもないでしょうし、逆に借り入れしないからキャッシュが減るのが嫌だったのかもしれませんね。
詳しいことは、私は日本郵政ではないのでわかりませんが、配当を未定にしたのは事実ですし、来年の3月落ち、6月払いの金額未定の配当まで、買値から半額になってしまった日本郵政株を所持するのは時間の無駄ということですね。

仮に、私が、日本郵政株を保有したことがなくて、現在の700円台の日本郵政株を見たら、安いと思いますし、業績、資産、事業内容を調べまくって、買うのを検討すると思います。
郵便に将来性はない、とよく耳にしますが、物流には未来しかないですからね(笑)
日本郵政は、そのスケールメリットを十分に生かせば、まだまだ成長する企業だと思っています。みんなが常識だと言う事は疑ってかかるのが基本です。

何が言いたいか、投資は、買値と売値がすべてです。

企業が黒字でも下がる株は下がります。赤字でも上がる株は上がる。もう、最終的には運ですね。(笑)

企業価値を、適正に測るという試みは、現在においても、いろんな人が行っていますし、証券会社のアナリストの方や経済評論家の方などは、いろんな発表をしますが、そういった所謂、プロの方でも企業の価値から、適正な株価を導き出すのは容易ではないでしょう。

損切りについて、詳しく話すと、その人の投資の本質のところに達してしまうでしょうし、
私も書いてて、あと少し書き足すと、自分の核になっているところに触れてしまうと思ったのでここまでですね。(恥部を見られるようなもので恥ずかしい)

シレっと損切りとかしますので、他人のポートフォリオに影響されるのはバカを見るかもしれませんよ(笑)













































0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。