tsukumo

2020年7月5日日曜日

投資家って、カッコ悪いと思うのだが。

最近は、投資教育なんて言って、投資を活性化させるように社会的に仕向けられていますね。

投資と言っても、働いている方が給料を銀行に振り込んでもらえば、その振り込まれたお金は、銀行が代わりにどこかに投資しますし、国民年金、厚生年金の掛け金を払えば、GPIFやら運用会社が、代わりに運用していますし、さらに生命保険やら損害保険などでも同じような事が行われています。

個人にリスクを取らせて、直接的に投資を煽るというよりも、社会システムに投資運用というものは存在していて、資金が欲しい事業体にとっても、リターンが欲しい運用者、投資家にとっても良いシステムだ、という資本主義の原則みたいのを教えるのが、投資教育の一番最初のような気がしますよね。

最近は、ネットを開けば投資の格言を呟いて、いくら儲かった、いくら損した、アメリカ株は損しない、やれ、金だ!原油だ!新興国だ!というのが目につきます。私が投資の事ばかりしているから、そういうのが目に付くというのもありますが、感覚的には多くなってきていますよね。
今年は、前半年間、出来るだけ多くブログを書くと決めていたのですが、ネットを開けば、お金の話ばかりでウンザリしていました。
株の先生も、なんだが増加していますしね。正直、あなたは誰?という人がほとんどですね。そういうのも、日本のネットの匿名性と、投資という自己責任としてしまえるものの相乗効果で成り立ってきていますよね。
それでも投資の助言には登録が必要(投資助言・代理業者か投資運用業)なので、下手な事をしたら怒られてしまうと思いますが。そういう最近売り出し中の先生方は、大丈夫なのかしら?と心配になってしまいます。
投資は、やっちゃいけないルールが沢山あって、それをやったらペナルティ、裁判とかが普通にありますからね。有名なところでは、インサイダー取引なんかは、誰でも知っていますけれど、証券会社によっては、指値注文を自分の持っている資金より遥か多額で出すのを繰り返すと、見せ玉と認識されて、微妙な感じになる可能性もありますし。

なかなか、人間自体は玉石混交で、利害関係があれば、もっと複雑です。同じ人間でも、今日は私にとって信じられる人だったけれど、明日には、私を騙すような私にとって悪い人になっているかもしれません。
といっても、投資界隈でいちいち、一人一人を精査するのも時間の無駄ですので、気になる株関係の人がいたら、まずは、その人はルールを守れる人なのか、というのに注目した方がいいと思います。投資は、まずはルールですから。逆にルールを守っていれば何をやってもギリギリ許されるとは思いますが。(笑)

あと、タイトルに戻れば、投資家って格好いいか?と言われれば、格好悪いと思いますよね。その辺で一生懸命働いている人の方が格好いいと思いますし、専業投資家に至っては、まあ大抵は無職ですからね。
野球でも、同じでしょ?

例えば、イチローさんをみたら格好いいと思いますよね。大リーガーで記録も作って、野球で日本を世界一に導いてと。では、日曜日に近所の公園の野球場で草野球をしているおじさんを見て格好いいと思いますか?ということですよね。
投資家もトップレベルを見れば、格好いいかもしれませんが、私が属している底辺投資家の方が沢山いるわけでして、投資教育だと過度に射幸心を煽って脳内投資家は格好いいとか吹き込まない方がよろしいような気がします。

日曜日に野球をやっているおじさんが、自称プロ野球選手で、実際はただの無職だったら、目も当てられないくらい格好悪いと思いますよ。

個人的考えですが、普通に働いて、普通に暮らして、それでもお金が余ったなら、好きな投信なりETFなり株なり債券などを買うのが一番だと思いますよね。

ちなみに、私はアドセンスが無効になるような無法者(無実だと思っていますが)なので信用度は0ですね。(笑)











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