tsukumo

2018年9月15日土曜日

個別銘柄を買う前に

株式に限らず、証券を買う時に何を見て買いますか?

たとえば、いつも使ってる石鹸が凄くお気に入りで、その石鹸を作ってるメーカーに興味が湧いてしまって、そのメーカーを応援したくなって、証券口座を開設して、その石鹸メーカーの株を買ってしまう人がいたとしたら、その人は100%正しいと私は思います。

つまり、投資をする前に、その会社の事は、出来るだけ徹底的に調べるべきです。

よく、投資ブログで出てくるバフェットさん(私は、良く知りませんが)の言葉に「よくわからないモノには投資をするな」というのがあるらしく、まさしくそういう事です。
最低限でも、その企業は「何を売っているのか」「商品の中で売り上げ(利益)を上げているのは何か」「競合製品のなかでシェアはどれくらい」くらいの事は、調べないとダメだと思います。
一言でいうと、自分の興味のあるビジネスモデルをやっている会社かどうかを調べます。

次にすることは、財務的にどうか?という事です。

最近では、証券会社のサイトに行けば、会社四季報も見れるところが多いので、財務状態を見ますよね。「自己資本比率」「有利子負債」「自己資産」「総資産」は見といた方が良いです。
これらは、会社の財務状況が健全かどうかを知るのに役立ちます。つまり、潰れそうな会社か潰れそうもない会社かを区別するのに利用するわけです。

ここまでが、投資対象の基本情報です。




そして、やっと現在の業績を見るときがやってきます。
四半期決算の進捗はどうか、去年と比べて今年はどうだ、配当はいくらだ、とかやるわけです。

株価を見て、買うかどうか決める。
あとは、株価を見て、チャートを見て、安いと思ったら買えばよいと思います。
ここで勘違いしないで欲しいのは、「安い」というのは、チャートを見て安いという事ではなく、ビジネスモデルに対して安いかどうか、という事です。

一番重要なのは、ビジネスモデルだと私は思います。

最初の石鹸メーカーの話に戻れば、石鹸メーカーの株を買った人は、ビジネスモデルしか見ていないわけです。そこの石鹸は、他のメーカーと明らかに違う優れたものを持っていたのでしょう。そして、この石鹸メーカーが、財務体質が健全で業績的にも安定的ファンのおかげで健全、株価も安かったら、この石鹸メーカーの株を買った人は、将来儲けが出ると思います。

「会社が何でキャッシュを生み出しているのかを知る」のが、全ての始まりで、そのキャッシュを生み出してる商品が、強ければ、よっぽどのことが無ければ、財務は健全を維持しますし、配当も安定的になる可能性が高いです。
株価を見て、チャートを見て、板から需給を読んで投資するという方法も、否定しませんが、中長期で投資を考えているのであれば、ビジネスモデルが重要だと思います。








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