1992年の年末の世界株式の時価総額ランキングを見てると、現在とは、全く違う景色です。
1、エクソンモービル 時価総額759億ドル
2、ウォルマート・ストアーズ 736億ドル
3、GE 730
4、NTT 713
5、アルトリア・グループ 693
6、AT&T 680
7、コカ・コーラ 549
8、バリパ銀行 545
9、三菱銀行 534
10、メルク 499
11、日本興業銀行 465
12、住友銀行 455
13、トヨタ自動車 441
バブル崩壊直後のランキングで、もう30年近く前です。
当時は、電話とファックスが通信手段の主流でしたので、当然ですが、アルファベット(グーグル)もアップルもマイクロソフトも、アマゾンもフェイスブックも時価総額ベスト10にはありません。ちなみに、この当時のランキングでマイクロソフトが42位です。
リーマンショック前の2007年末はどうでしょうか。
1、ペトロチャイナ
(中国石油天然気) 7243億ドル
2、エクソンモービル 5119
3、GE 3746
4、中国移動(チャイナモバイル) 3540
5、中国工商銀行 3383
6、マイクロソフト 3331
7、ガズブロム 3304
8、ロイヤルダッチシェル 2649
9、AT&T 2521
10、中国石油化工 2498
資源関係が多くなりましたね。あとほとんど中華企業です。2000年代前半までは、日本企業もランクインしていましたが、すっかり消えましたね。中国の時代が来ちゃった感じです。
それでは、2017年末。
1、アップル 8609億ドル
2、アルファベット(グーグル) 7293 →アドセンス無視し続けられた(過去形)
なので個人的に大嫌い、
3、マイクロソフト 6599
4、Amazon 5635
5、フェイスブック 5150
6、テンセント 4937
7、パークシャーハサウェイ 4892
8、アリババ 4416
9、ジョンソンアンドジョンソン 3754
10JPモルガンチェース 3711
現代に生きる人間としては、しっくりするランキングですね。
こんなコピペしたくなるようなデータを打ち込みで出した理由ですが、
1、時価総額1位の金額を見れば明らかですが、30年前の9倍くらいになっています。
2、時代によって、強いセクターも違えば、強い国も違う
この2点を確認しようと思いました。
グーグルなんてリーマンショック前はベスト10に入っていませんでした。グーグルクロームを世間に出したのが、2009年あたりだと思います。10年で駆け上がったわけです。わたしも初めてクローム使った時は、ビックリしました。シンプルで軽いプラウジングでした。そんな長い付き合いのグーグルですが、今回、アドセンスを申し込んだら、2か月連絡すらないわけです。
腹が立ったんで、アドセンスアカウント沢山作って、いっぺんに申請してやりました。
そして、グーグルアカウントごと、適当に消しちゃったので、アドセンスアカウントにはもう入れません(笑)。なので、私は一生、アドセンスとは無縁になったという事です。
スッキリしました。
私事は、置いといて、30年前から株式投資をしていれば、もしかすると、資産が9倍になっていてもおかしくない、という事です。
資産を運用する、投資を長期でする、という事は、それくらいの魅力があるという事です。
ただ、時代によって、流行のセクター、力のある国が変わっていくので、その辺の見極めは必要です。
さて、未来志向でいえば、21世紀はアジアの時代なんて言われてます。アジアが中国を指すのか、A.S.E.A.N.を指すのか、インドの事を指すのか、わかりませんが、ざっくり、アジアだそうです。
個人的には、アジアで言えば、A.S.E.A.N.、インドは、注目しています。中国は、一足早くブームが来て、先進国的(本人たちは途上国の方が都合がいい)になってしまったので、これからは、先進国として平等に競争しないといけなくなるでしょうから、ルールを守るのが苦手な国は、難しいのかな、と思います。
あとは、最後のフロンティアのアフリカ大陸です。中国が沢山進出してるイメージですが、ヨーロッパも負けていないそうです。というわけで、アフリカに直接というよりも
ヨーロッパに期待しています。
最後に、日本ですが、期待はしています。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。