tsukumo

2018年9月27日木曜日

日経平均の現状(2018年9月27日版)

前回、日経平均の現状について考察したのが、9月7日でした。

9月前半は、日経平均は、22000円台をうろついていましたが、24000円に向けて上昇していきました。

この記事を執筆時点での正確な数字は、23796円という事になります。24000円もワンタッチありました。


このブログを偶々読んでくださっている方は、これからの日経平均はどういう動きを予想していますか?

日経平均の現状としては、9月7日から強い動きになって、24000円を目指して上昇し、自民党総裁選で安部総裁の続投が決まり、年間で配当落ち日が、3月と共に多い9月26日を通過して、一息ついたところである、と私的には考えています。
さらに、2017年末の23000円近傍は抜けていますが、2018年1月に付けた24000円付近に現在値があって、24000円はワンタッチ、少し押されているという現状です。
投資家サイドからみれば、24000円をワンタッチじゃなくて、一発で抜けて、24000円以上で定着してくれれば、嬉しいんですが、毎度、前回の高値付近は節目になって、もみ合う事が多いように思います。

日本では、自民党の総裁選が終わり、安倍政権が暫く継続することは、確定しましたが、アメリカでは、2018年11月6日に中間選挙が行われます。アメリカの中間選挙では、上院の三分の一の議席、下院の全議席が改選になります。アメリカは、大統領が重要で、議員なんて力がないと、日本人から見ると思いがちですが、アメリカの上院は、予算について、強力な権限を持っていますし、もし、大統領がなんでも勝手に決めれるのであれば、民主主義ではなく、独裁ですから、当然、民主主義国家のアメリカでは議会とすり合わせながら国家運営をしていきます。

アメリカの議会の議席は
 
 下院 共和党239議席 民主党194議席
 上院 共和党51議席 民主党47議席 その他2議席

となっています。上院、下院ともに共和党が多数です。共和党は、トランプ大統領の所属している政党ですから、全く捻じれは無い状態です。

中間選挙という名前は、4年ごとに大統領選のない年に実施されることに由来しています。当然、そこには、2年前に選ばれた大統領に対する国民のイエスかノーという意味合いも含まれるという事になります。

共和党が負けてしまえば、トランプ大統領が早々にレームダック化することになりますので、今までのように自由に発言したり、行動したりというのはやり難くなるでしょう。
逆に共和党の勝利で終われば、今まで通りのトランプ大統領という事になります。

アメリカの話が長くてすみませんが、FRBが利上げをしている状態で、あまりニューヨークの株式市場に影響が出ていないのは、少し異常なような気がしていまして、それというのも、トランプ大統領が就任して減税やら、他国との貿易関税をゼロベースで有利にしたりで、ニューヨークの株式も下げるに下げれない状態のような気がしています。
当然、ニューヨークが下がらないので、外国人投資家が多い東京市場も下がらない、ということになります。
そういった意味でアメリカの動向は、年内よく見ておいた方が良いと考えています。

で、これからどうなるか?私も株式市場に参加している一個人なだけなので、わかりません。(笑)
ただ、24000円を越えて定着(←ここが重要)したら、長期的な上昇トレンドは、一先ず継続ですし、24000円を越えない期間が長ければ、下方向のバイアスが強いという事だと個人的には思っています。



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