tsukumo

2020年6月12日金曜日

インフレの話。

2020年6月12日の日経平均終値は、22305円、東証REIT指数は、1716円でした。

日経平均は、続落ですね。厳しいですかね。ニューヨークダウの下落に比べれば、東京は、まだマシな下落ですかね。日銀が買ってくれますからね。

場中に22000円を割る場面もありましたが、朝に比べては、高く引けるということですね。

私の最近の興味は、インフレです。現在、生きて生活している人の人生の大半は、デフレ時代だった訳でして、平成に入ってからというもの、生活で必要なものの多くは、30年前と大して変わらない価格で手にすることが出来るわけです。
戦後の日本が、ずーっとデフレだったかというと、ここ30年がデフレであっただけで、ほとんどの時代はインフレであったというのが事実です。

とあるサイトによりますと、戦後直後の昭和33年あたりのスーパーカブ50ccの新車価格は55000円という事ですが、現在は20万円近い金額です。スーパーカブの場合は、平成になってからも価格は上昇していますけれど。

日本の今後の物価動向は、総じてどうなるのでしょうか?現在進行形で、大規模な金融緩和していますから、理論上はインフレになりますよね。それと対抗してグローバル化で、コストの安い国で作って輸入するというのは、デフレ要因ですよね。日本の平成30年がデフレというのは、高度にグローバル化した日本企業の努力がデフレという形で現れたというのが正体のような気がします。当然、平成のほとんどの期間、日銀は緩和的政策をとっていたのでインフレになってもおかしくなかったのでしょうけれど。

どこの国で、製品を作っても変わらないコストなら、インフレになるのでしょうし、政治的意味合いで、コストの安い国との付き合いを控えるようになれば、インフレになるような気がします。
大規模な金融緩和が行われているので、インフレの下地は出来ているんですけれど、後はグローバル化がどうなるかですよね。

個人的には、資産インフレで生活必需品がデフレだと最高ですけれど、そうは上手くいきませんよね。




ヘイ!証券口座を開いちゃいなよ!



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