tsukumo

2020年3月29日日曜日

雇用がないけど耐えるしかないの

今、現在進行形の中国ウイルスですが、世界に与えたインパクトは半端ないと思います。

特に、雇用、仕事、働くといった観点から見ると、パンデミックが収まった先進国において、進歩もしくは禍根を残すような気がしてなりません。

正直にいうと、労働力を確保しておくのは、無駄が多いですよね。そして、これは大っぴらに言っちゃいけない事でもあります。

昨今、ネット界隈の方たちが、ベーシックインカムが素晴らしいと喧伝して、賛同する人達が多いと思いますが、ベーシックインカムを導入するイメージとしては、お医者さんにかかる費用や将来の年金も込みでベーシックインカムだけでよろしくどうぞ、という主張なわけで、ハッキリ言うと選民思想に近い感じだと思います。

つまり、ベーシックインカムによって、一見働かなくても好きな事をして生きていけるようになりますが、健康なうちに成功しないと、お医者さん代と年金で死ぬ予定のシステムです。

もっとわかり易く言うと、若いうちに成果を出してお金を稼いでくれ、稼げないやつは、残念だけど碌な医療も受けれないので死んでくれ、という思想だと思います。だから、目の前に一律に8万円上げるよ!というニンジンをぶら下げて遊んでいるのですよね。(笑)8万円欲しい貧乏人が釣れる釣れる、と大喜びだと思います。(笑)カイジの世界ですね。

現在の日本の医療制度は、至らない点もあるでしょうが、一定の金額を超えた医療費は、毎月払ってる保険料から出してくれるシステムですから、お金持ちも貧乏人も保険適用のリストに入っていれば一定程度に平等な医療を受けることができます。(上級国民と私のような乞食みたいなのが急病になったら病院は、上級国民を治す方を選択するでしょうが)
これを端的に言うと、日本国においては、貧富の差なく、国民の命は平等ですよ、という建前ですね。実際はいろいろありますけれど、建前はですね。


さて、今回の中国ウイルスで、選民思想的になるのは、危惧しますね。こういう危機的状況になると、その仕事は無くても回るよね?っていうのが出てきます。東日本大震災の後も出てきたと思いますが、国民が一様に被害があったということで、いい方に転んで助け合いの精神の方が勝ったように思います。その助け合いの精神が、ブラック企業はおかしいというのにつながったし、もう少し余裕をもって仕事をしようという風潮につながったように思います。

現在、コロナウイルスの影響は、必要な仕事、不必要な仕事を選別している最中だと思います。経営者にしてみれば、必要不要な仕事の選別をするまたとない機会です。おそらく、一連の騒動が落ち着いたら、不必要だと判断された仕事は、バッサリやられる可能性もあると思っています。

10年に一度くらいは、世界的に価値観が変わるような出来事がありますね。たぶん、今回のパンデミックは、それにあたると思います。

なるべく多くの人が有益な人生を過ごせるように価値観が変わっていくことを願いますね。

あと、減配しないで(笑)






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