そのネット番組は、討論番組だと思うんですが(適当に見てたのでよくわからない)、恐らくネット界隈で有名な方たちだと思うのですが、5人くらいで中高年のリストラとかについて話し合っている番組でした。司会者の方と論客5人が円卓を囲んで座り、その周りに観客がいるという設定でした。
中高年のリストラについて話題は進んで行き、司会者の方が、観客で意見のある方に意見を求めるコーナーがありました。
マイクを向けられた一人の青年がいたのですが、この観客が、リストラ肯定派で中高年はいらない派という主張をしています。
彼の主張は、わからなくもないではないのですが、一つ言いたいのは、
自分が中高年になったときにその主張できるのか?
ということですね。その彼は自己評価が高いのだと思いました。
社会というのは、赤ん坊から死にぞこないまでいろんな年代で構成されています。自分の未来を想像するときってどうします?
私は、年上の先輩や上司をみて自分の未来を想像していましたね。自分が、社会から会社からどういう扱いを受けるか、というロールモデルは、目の前にいる会社の上司、先輩で理解できると思います。
だいたい、会社が傾かなければこれくらいの給与をもらって、上手くいけばどれくらいの役職につくだろうって想像つきやすいですよね。
年金もそうですよね。今の年寄りは沢山ねんきん貰いやがってけしからんって言う人もいますが、普通に会社勤めしてれば引退した後、日本国がひどい状態にでもならない限り、今の年寄り位の暮らしぶりになるんだな、と想像がつくじゃないですか?
で、今ルールを変えたら、自分が年齢が行ったときに不利になりますよね。自分だけは大丈夫、将来、リストラもされるわけもなく、老後もお金の心配なんてない、なんて思ってたら大間違いだと思いますよ(笑)。
他人のことばかり批判をしてる人はリストラ対象ですから、自己評価とは裏腹に将来リストラされる可能性が高いでしょうし、最後の頼みの綱の年金も碌にもらえないで老後を過ごすかもしれません。
自分の将来は年上を見てればボンヤリと見えてきますが、投資するうえでは、年上を見ていても未来が見えないですね。投資する時に将来をみるのは、10代20代の方たちの行動だったりします。
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