人間は科学技術でしか救えないのです。

２０２０年４月２３日の日経平均終値は、１９４２９円、東証REIT指数は、１５７８円でした。

４月２２日版の厚労省発表によると

新たなPCR陽性反応の人数　３７１人

新たな入院数　２８６人

新たに退院した数　６８人

新たな死亡者　１７人

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

今日は、岡江久美子さんが新型コロナによる肺炎で亡くなられました。

全国の新型コロナによる死亡者数も10人以上で推移しています。
声の大きい方たちの新型コロナに対する見解で、経済優先していった方がいい、というのも多くなってきましたね。

感情的には、このままでは経済的に日本が破壊されて、新型コロナで死ぬ人より経済的貧困で死ぬ人の方が多くなるんじゃないかと思ったりしますよね。
経済を優先しろ！という主張の方たちは、所謂、文系の方たちだと思います。
科学技術をしっかり勉強した訳でもなく、中途半端に聞きかじった知識しか持ち合わせていない人達だと言っていいと思います。

新型コロナに対する現状は、科学技術で医療的に又は薬による解決を待つ間の時間稼ぎだと思っています。
ガチの科学技術になると、相当頭が良くないと科学技術の訓練を受けていない人は、理解できないと思います。

例えば、科学技術の訓練を受けた人がする、今のままじゃ、日本人の何割が感染して何割が死ぬ確率がある、という主張と、影響力があると思っているインフルエンサーが、経済を優先しろ！という主張があった場合、どうすればいいのでしょうか？

疫病で死ぬのと経済で死ぬのと両方重要です。ただ、経済は、後からでも立て直せる可能性が高い。貧困に陥った人に手を差し伸べることは、可能です。疫病は、そのまま死ぬだけです。そう考えると、現時点では、疫病の蔓延を防止するために経済をストップさせるのは致し方ないと言えると思います。

ただ、経済をストップさせて時間が経つのはよろしくない。経済ストップが長引けば、立て直すのが難しくなるのは容易に想像がつきます。
経済を再始動させる基準は、どこに置くのか？というのが問題になってきます。

例えば、ある程度効果のある治療法が確立した場合とか、治療薬が確立された、ワクチンで予防できる、新型コロナの研究が進んで予防方法が確立した、などが基準になると思います。もっと敷居が低い条件だと、国民あたりに必要な病床数と医療スタッフが確保された時点という考えもあります。
結局、経済再開の基準作りも科学技術の訓練を受けた方たちのはじき出した、治癒率や死亡率、などの数字で判断するしかないわけです。

そう考えると、思い付きで、経済を優先させるために外出自粛は、即時緩和しろ！とか言っている人は、気分で主張しているアタマのおかしい人ですので、耳すら貸す必要がないと思います。

ただし、経済的に厳しいのは、確かなので、政府は、どの条件なら経済を再開するか、をそろそろ議論したほうがいいのだと思います。（決定権者でもないのに提言的なものを言うのは、非常に気持ち悪いですが）
政府もバカじゃないので、色々と研究者に話を聞いて、議論を始めてると思いますが。






回線変えようぞ！