ポジショントークは終わらないのです

２０２０年４月９日の日経平均終値は、１９３４５円、東証REIT指数は、１５４８円でした。

本日発表ののPCR陽性者は５１１人でした。新たに入院した人は４５４人、新たに退院した人は５３人です。



新型コロナの給付金３０万円が盛り上がってますね。盛り上がるといっても貰えない人が多くて盛り上がっています。（笑）

アメリカはじめ他の先進国で給付金をするのを聞いて、日本でもお金を貰えるかもしれないっていう事で閣議決定する前から盛り上がっていましたね。
一時期は、牛肉の引換券になりそうな時もありました。決定の２，３日前には３０万円という金額が報道されて、色めき立っていましたね。（笑）

結果は、ほとんどの人が貰えそうもないことになりました。

Twitter上での名も知らぬ方たちの主張を私の肌感覚で分類すると

・国民全員に１０万円（くらい）配れ！

・非課税世帯は、収入減っていないから除外しろ！

・外国人は除外しろ！

・その他

こんな感じです。

皆さん、お金が絡むとやっぱり必死になりますね。単純に、言ってしまうと自分が貰える範囲に入るようにポジショントークをしていただけとも取れるでしょうが。

今のところ政府の発表を解釈すと、
１．もともと非課税世帯の場合

・収入が減ったことを証明すれば貰える

２．課税世帯

・収入が減って、非課税世帯の所得の２倍以下の所得であること

３．高所得者

・もらえない

ざっくりいうと３種類だと思います。


皆さんのポジショントークが功を奏したのか、非常に複雑な制度でもらえる人が限定的なものになってしまいましたね。
恐らく、政府は所得で線引きするのが通例なので、前年度の実績で非課税世帯とその上の層に配るこを考えていたように思いますが、有力者の非課税世帯バッシングのかいもあり、こんな感じになったんでしょう。（笑）

給付金の条件が発表されてからも、文句言う人は絶えませんし、クーデターを起こせ！などと扇動する物騒な人も見受けられます。やはりお金は魔物です。

軋轢がない配り方は、一律だったのでしょうね。こういう非常事態ですから、誰かが貰って誰かがもらえない、特に今回は３０万円という庶民であればひと月暮らせてしまう金額と相まっての反発だったのだと思います。

一律で５万円でも振り込めば、国民から多少は文句は出たかもしれませんが、荒ぶる人は少なかったように思います。

追記：

２０２０年４月１０日リリースのニュースで、給付金３０万円の支給条件は、
単身世帯で月収１０万円以下、扶養家族が一人なら月収１５万円以下、・・・という風に
誰でもわかり易く申請できるように全国一律の基準を設けると総務省から発表されました。