tsukumo

2020年5月16日土曜日

日本郵政の株価は頭痛の種

2020年5月15日に、日本郵政の決算発表が行われました。
結果は減収増益だという事です。


まあ、順調にトップライン(売り上げ)が減っている企業ですね。私は日本郵政株を少し保有していますので、気になります。

私は、新規上場時に、日本郵政の株を買ったわけではなく、上場して暫くして12万円台で買って、14万円台に戻った時に売り抜けて、その後、暫くしてから14万円台で再度買って、長期保有という事になりました。

私のポートフォリオに日本郵政がある理由ですが、、

・配当

・物流業界の将来性

・物流業界でもネットワークは日本一

・子会社の安定性


ざっくり説明するとこのくらいです。




特に、物流業界の将来性の中で、ガリバーである日本郵便は、物流の概念を変えるくらいのイノベーションを起こしてもおかしくないと期待して株を保有しているのが主な理由です。

郵便と物流は、同じようで違うという事もあるでしょうが、日本全国津々浦々にある郵便局のネットワークを生かせば、新しい何かを生み出せそうだという期待を持っていました。最初からインフラがある状態ですからね。

昨今のかんぽ生命における強引な契約が社会問題化など、子会社ながら、窓口業務を委託されている日本郵便は、猛省しないといけないと思いますし、「郵便局ブランド」というものを深く棄損したのはマイナスだと思います。

株価も、冴えないどころではないですね。昨日の終値で836円です。IPOで買った人は700円近い損失です。100株保有している人は、7万円の含み損ということですね。

なかなか、公社気質からゴリゴリの民間企業になるのは、すぐには難しいかもしれません。
それでも、日本郵政はやる事は沢山ありますよね。
例えば、全国にある郵便局というインフラをどう活用していくか、ということ一つとっても、色々な可能性があると思います。郵便局は、結構良い立地にあることも多く、再開発の可能性もあると思います。

宅配便事業は、子会社の日本郵便内でも伸びている事業でしょうし、今後、人々の生活が充実してくれば、活発になっていく事業だともいえるでしょう。

弱小株主ですが、もう少し、出来たんじゃないかな、というのが今の正直な気持ちですね。

金融子会社の業績で、親会社の日本郵政の売り上げが左右されるのは致し方ないですが、もう少し、良いニュースが聞きたいですよね。

事業規模や、事業内容、財務体質からみれば、株価は安い(激安)だと思いますが、政府による日本郵政株の放出とか、金融子会社との資本関係を解消しないといけない、といった不安材料もありますからね。

もう少し、頑張って欲しいですわ。

あ、あと配当よろしく!(笑)







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