tsukumo

2020年5月28日木曜日

中国の小話

2020年5月28日の日経平均終値は、21916円、東証REIT指数は、1671円でした。

株価は強いですね。まあ、強いと強いで持ち株をどうすればいいのかわからなくなるというのもありますけれど。


今日のお題は、中国ネタですね。香港が大変なことになりそうですね。全人代で、香港を対象にしたと思われる国家安全法が導入決定ということで、イギリスの植民地として、中国語をしゃべる民主主義都市のころから中国に返還されて一国二制度でやってきた香港ですが、ついに力尽きて、中華に取り込まれることになりそうですね。
香港特別行政区というのが、正式な呼び名ですね。特別行政区、日本でも特別行政区が好きな議員さん、官僚、識者もいらっしゃいますね。意味深。

最近の中国は、自信に満ち溢れていますね。世界の中心は、中国だと言わんばかりの好き放題です。ニュースを見た感じだと、アメリカとは仲直り出来なさそうですね。

新冷戦などという表現で、米中関係を表すことも多くなってきました。まさか、米中が直接戦火を交えるというのも考えにくいですが。

そういえば、中国の事って、あまりよく知らないんですよね。中国は、嫌われている国という印象しか持っていませんね。中国の仲の良い国とかも知りませんから。日本との関係でいえば、戦前は、どうもごめんなさい(笑)としか言いようがないですね。戦場にしてしまいました。現在だと、日本の貿易相手としては、アメリカより貿易量は多いでしょう。そう考えると、日本は中国と関わり合いは深いですが、感情的には、中国は、尖閣諸島を領海侵犯してきますし、日本人も中国人にあまり良い印象を持っている人は少ない印象です。

中国が属している国家連合で有名なのは、上海協力機構だそうです。加盟国は、中国のほかにロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンの8か国という事です。
インドとパキスタンが同じ組織にいるのに驚きました。そして、核保有率の高さ(笑)。

上海協力機構は、一応軍事同盟ではないとしてますが、ロシアと中国は、軍事演習をしていますし、それにモンゴルが混じったり、インドが参加したりといつ軍事同盟に変化するか、微妙ですね。
今のところ、ロシアのプーチン大統領は、中国との軍事同盟に関して否定的な見解らしいです。

このまま、アメリカと中国の関係が冷え込んだとして、上海協力機構が、文字通り軍事同盟ではない条件だと、中国は孤立してしまう可能性もありますよね。
さらに、経済制裁、特に中国で生産したものを輸出したことによって現在の繁栄があるという前提を考えると、国際関係が悪くなるのは、中国には不利だと思うのですが。

確かに、中国は人口13億人の巨大マーケットで、国際的企業からしてみれば、数%でも中国でシェアを取れれば、いい稼ぎになると考えますよね。
それでも、アメリカや欧州、日本などが国策的に、中国と距離を置けば、中国国内の工場は中国以外に移転するのでしょうし、世界の工場でなくなれば、人民の購買力もそぎ落とされるでしょうから、人口だけ多い面倒くさいマーケットになる可能性もあるでしょう。

建前としては、中国が民主化されれば、付き合うという風になるでしょうが、全体主義国家ですからね。人権なんてないでしょうし、国家の上に共産党が存在している組織ですし、軍隊である人民解放軍も、共産党の軍隊ですからね。人民を守る義務なんてないのでしょうね。

このままいくと、10年とか20年とかのスパンで中国が問題になっていきそうですよね。
とばっちりが日本に来ない事だけは祈りますね。












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