tsukumo

2020年5月20日水曜日

コロナも落ち着いてきましたね。

2020年5月20日の日経平均終値は、20595円、東証REIT指数は、1610円でした。

5月20日版の厚労省発表によると

新たなPCR陽性反応の人数 31人

新たな入院数 -391人

新たに退院した数 402人

新たな死亡者数 8人

mhlw.go.jp/stf/newpage_11417.html







新型コロナに関して言えば、日本は、世界で一番よくやった国といってもいいかもしれませんね。欧米みたく、都市封鎖をせず、国民の自主性に任せて、この死亡者数です。当然、医療関係者、インフラ事業者、食品業者、小売業、配送業などの自粛中にも国民の生活を支えてくれた人たちには、感謝しかないですね。
最近、感染者数も減って重症化する人も減っている傾向ですが、気温が暖かくなったからかもしれませんし、手洗いうがいを徹底しているかもしれませんし、人との接触を減らしているからかもしれませんが、その辺は、まだ研究で結論は出ていないと思います。
とりあえず、新型コロナの第一波は、なんとか乗り切っていると言えそうです。この小休止の間に、新型コロナに関する研究が大きく進展して、どんな特性があって感染を防ぐ方法や、特効薬、ワクチンなど進めていってほしいですね。


決算もほぼ終わりで、最近の私のお気に入りセクターの保険、その他金融も決算は終わりですね。お世辞にも調子のよい決算とは言えないものばかりでした。

株価は、総じて戻し始めているというのは、事実ですが、ほとんどの企業で、1~3月期は売り上げ減少、利益減少、一年通期通して、1~3月期の影響を受けている企業がほとんどで、今期業績予想は未定、非開示、という企業が半数以上ということです。

正直に言ってしまえば、いま、株を買う、保持するという事は、業績の見通しが立たない企業の株をいじるという事ですので、何が出てくるかわからない闇鍋をつついている状態だとも言えます。
1~3月期よりも自粛が本格化した4~6月期の方が業績的には厳しい企業も多く存在するでしょう。
1~6月期の業績は振るわなかったけれど、年の後半からは復活するという論ですが、普通に考えて、一年の半分近くを、まともに営業できない状態で、一年通期の業績が、いつも通りに戻るとは、到底考えられないわけでして。

半年間、まともな営業をしないでも、会社が潰れないと予想できる会社しか、投資家としては、チョイスできないことは、当然で、下手をしたら、企業倒産続出、事業再編、事業縮小、M&A、リストラ、などなど、いろんなことが今後起こると覚悟しておいた方がよいような気がします。新型コロナショックの後処理の方が、本番だと思います。

政府、日銀ともに、経済をバックアップする姿勢はありますが、実際、全部の企業を、政策対応だけで救えるか、というとそんな金はどこにもないと思います。救いの手は差し伸べるでしょうが、それでも調子が悪くなる企業は出てくるでしょう。そして、調子が悪くなった企業が、知名度があったり、株主に好かれている株であったりした場合、それでショックになるのが定番ともいえますので要注意かもしれません。

現状で、企業業績を頼りにというのは、難しいですよね。企業の業績を投資家の勘と想像で練り上げて株をチョイスするという作業になってしまいますよね。


このまま、株価だけ青天井で私が死ぬまで突っ走ってくれたら、それはそれで幸運ですけれど、ビビってるくらいで丁度いいですからね。





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